1 月の山の家のボタニカルライフ
- 起糸

- 1月12日
- 読了時間: 9分
更新日:1月16日
こんにちは
心とカラダを整える
ボタニカルライフ
ナビゲーターの起糸です。
今日は、
山の家のボタニカルライフについて
気ままに綴っていきます。
・清らかな流れ
・シュロの黒い果実
・セイヨウノコギリソウ
・レモングラスの越冬
・ジャノヒゲの青い果実
追記として
2026年の 1 月滞在について
綴っています。
まず、
2024年 1月上旬について語ります。
山の家に滞在中は
必ず清らかな流れに挨拶に行きます。
家の下に走る清らかな流れは
それはキラキラと美しく輝いていました。
清水が奏でる水音を聴きながら
光の精が踊る様を眺めるのは飽きません。
冬の乾燥シーズンのためか
水量がいつもより少ないようで
川面には普段は
見えない岩が突き出ており
簡単に向こう岸へ
渡ることができました。
向こう岸にある大岩の上から
清らかな流れを眺めました。
その大岩のひと隅に
通常はありえないくらい
大きめの白い石が横たわっていました。
白いために目立って
私の注意を引いたんです。
それで、
家の花壇の隅にでも置いてみようと
川から持ち帰りました。
山に滞在中は始終冬晴れで
清々しい空気を胸いっぱい
吸い込むことができました。
20 数年前に
夫が庭先から川沿いに
移植したシュロの木が
昨年の春に花を付けました。
シュロの木が花をつけるのは
とても珍しいことだと聞いています。
その後、どうなったのか
確認しようにも、
くずがシュロの木に巻きつき
生い茂っていて
確認できずじまいでした。
くずがすたれてから
ようやくあらわになった花の後は
なにやら、
黒々とした果実が認められました。
シュロの果実は初めて見ます。
ちなみに
シュロの木は
繊維に富む樹皮を
暮らしに使うだけでなく
昔から薬用として
花芽を使ってきたそうです。
さて、
山の家の庭先では
私の小さな薬草園に
たっぷり陽の光が注ぎ
薬用植物園でも見かけるように
寒さの中でも
セイヨウノコギリソウ
別名ヤロウが
元気に地面を張っていました。
その横では
黄色いボタンのような花を咲かせる
タンジーが常緑で頑張っていました。
タンジーは梅雨の季節から
冬のはじまりまで
長く花を咲かせてくれるので
今年の夏が楽しみです。
タンジーについては
下のリンクから詳しくご覧いただけます。
レモングラスの寒さよけに
植物園で見かけた通りに
夫と協力しながら
わらと麻布で地面を保温しました。
レモングラスの向こうに見えるのは
クリスマスローズです。
青々と茂っていますね。
春先には大きな花をたくさんつけます。
レモングラスとともに
10月に植え込んだブルーベリーも
同じように寒さ対策しました。
冬場は身を切るような
冷たい北風が
なぶるように強く当たるので
わらや麻布が
まだ幼い苗の植物たちを
守ってくれるでしょう。
今年の夏はこれらの植物たちが
大きく育ってくれることを願っています。
上の青い果実はジャノヒゲです。
リュウノヒゲと言うのを
しばしば耳にします。
最近、習得した薬膳茶で
時折いただく麦門冬が得られる植物です。
麦門冬はジャノヒゲの根っこです。
山の家の庭先では
この青い果実が
至る所で見受けられました。
ジャノヒゲといい
シュロの木の果実といい
真冬に見られる果実というものも
案外、田舎にはあふれているものですね。
植物園通いと中医学の学びから
いろんな薬用植物の存在が
身近に感じられるこの頃です。
麦門冬の主な薬効は
生薬単 丸善雄松堂から引用します。
麦門冬は漢方では止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静のために用いられてきた。
冬晴れの青空のもと
青い実の色合いはどこまでも深く
龍の目を思わせました。
今日は、
山の家のボタニカルライフについて
気ままに綴りました。
・清らかな流れ
・シュロの黒い果実
・セイヨウノコギリソウ
・レモングラスの越冬
・ジャノヒゲの青い果実
ここから追記です。
2026年 1月上旬の滞在について
いろいろ書いてみます。
・編み物のこと
・音楽のこと
・サンファ茶仕込み
・カリンシロップ仕込み
今年の冬は例年より寒さを感じます。
山の家にやってくると
至る所で白い雪が残っていました。
連日、氷点下の朝を迎えているため
いつ積もったか知れない雪は
溶けることなく陽の光に輝いています。
ここ最近は、
夏は巨大なオレンジ色のスズメバチ
冬は熊騒ぎで
自然に親しむ時間がないようです。
いつの間にか
川面まで降り立つことさえ
なくなってしまいました。
インドアでやることが
多すぎることもありますが
さみしいことです。
インドアで何をしていたかというと..
やっぱり編み物です。
フラワーエッセンス絡みで
知り合うことのできた
セッション仲間と
オンラインで話す機会があり
「今、何しているの?編み物?」などと
たわいない問いかけに
編み物さえ手に取れていなかった
忙しさにハッとさせられ
年末にやおらカーディガンを
編み始めたのです。
はじめの 2 枚の写真は
ねじりマフラーです。
これまで編んできた余り糸を使い
カラフルに作ってみました。
その日の気分で色合わせができるのが嬉しい。
ラストフォトがカーディガンです。
正月は
テレビでラグビー観戦しながら
せっせと編んでいました。
時間ができた時にこそ
集中して編まないと
なかなか先に進みませんからね。
山の家でも
もちろん作業ははかどりました。
いつも「やることリスト」というのを作っていて
その日のうちにやること
その週のうちにやること
その月のうちにやること
そんな風にどこにいても
いつも何かしらせっせと作業しています。
今回も自分でイラストを描いた
編み図を見ながら
今日はこの段まで編むなどと頑張る訳です。
ただ作業するだけでは
時折、疲れてしまうので
できるなら、
音楽を聴きながら作業できたら幸せ。
大昔からクラシックのソロピアノが好きです。
昨年あったショパンコンクールで
ファンになったピアニストがいてて
その方の魂をふるわすピアノを
大音量で聴きながら作業します。
山の家ですから
都内の住宅街に
埋まるように暮らす日常のように
辺りを伺う必要は全くなく
大音量で構わないんです。
ありがたいことに
昨年末に来日した
記念コンサートの様子を
ラジオで流してくれていました。
それを涙ながらに聴きながら
編み物をする訳です。
ところが、
なんとしたことか
涙ながらに鼻をすすりながら
心打ち震えつつ編み物している
私のすぐ横で
夫が壊れたタオル掛けを解体していました。
そのタオル掛けは
結婚するときに私が持参したもので
長年使い込んで年季の入った
とてもお気に入りなもの。
ネジが壊れててとうとう傾いて
死んだ昆虫のように
崩れ落ちたように固まって
壊れてしまいました。
それを解体していたんです。
ネジを外すたんびに
タオルをかける棒がバタン!!と
床に叩きつけられるように
夫の手元から離れて落ちる訳です。
それを、
涙ながらに聴いていた私の横で
その暴力的な音が叩きつけられる訳です。
しかも、
最も美しいメロディーが
奏でられている第二楽章の
繊細な優しさが世界を作っていた
魂をふるわす私の空間を
叩き壊すように
タオル掛けが解体されていくのです。
普段はとても優しい夫なのですが
たまたま解体に夢中になっていたようです。
しかし、時と場を考えて欲しかったのも事実。
とうとう、我慢がならず
「なにも今そこでやらなくてもいいでしょっ!」
とうとう怒鳴ってしまいました。
すると、
その後の夫の言動にも刺々しさが見られ
私のイライラが直に伝わった様子。
せっかくの山の家の休日なのだから
私の方で気を取り直して
取りつくろったけれど
言葉の端々に
鋭い嫌味を含ませた会話が
しばし続きました。
実は、
山の家を去った後も
その気分は残されたままです。
アトリエに数日寝泊まりして
自分を取り戻す
ひとり時間が必要な状態です。
さて、
2024年の年末に仕込んだ
柚子の薬膳茶が
1 年もの間十分に熟成されたので
お茶にしていただいたのが年末のこと。
まろやかな美味しさがたまらなく
お湯を足しては 1 日飲んでいました。
こんなに美味しくなるのかと
ベランダで育った柚子を収穫し
サンファ茶を仕込もうと
材料を確認していたものの
日常生活ではなかなか
サンファ茶仕込みまでいかれない。
それで、
非日常の山の家ならできるかなと
全ての材料をかき集めて持参しました。
「やることリスト」が多いために
実のところ
山の家でも時間がなかなか取れず
最終日にヒーヒー言いながら
なんとか仕込むことができました。
その記事については
下のリンクからご覧ください。
柚子だけでなく
カリンのシロップも仕込みたいと
昨年の晩秋にカリンを見つけて
手に入れたまでは良かったのですが
結局、
「やることリスト」のために
そこまで辿り着けず
カリンについても山の家で作業することに。
花梨と書くように
カリンもなんとも言えない
甘い芳しさを放ち
部屋に置いておくだけで
素晴らしい空間を作ってくれます。
カリンを使って作ったものは 3 種類。
・カリン茶仕込み
・シロップ仕込み
・薬酒作り
カリン茶仕込みというのは
単に輪切りにしたカリンを
ざるに干しただけのもの。
乾いたらお茶にします。
シロップは去年も作ったのですが
今回は少しだけブランデーも足してみました。
薬酒作りは、
中医学の学校で受講している
「生薬」ゼミナールで
先生がカリンは
油でべとべとしているから
アルコールに漬けるのが
いいとおっしゃっていたので
薬酒になるかなと考えました。
乾燥シーズン、
時折喉が痛む時などに
それら 3 種類の仕込んだカリンを
暮らしに役立てていけたらと思います。
2026年 1月上旬の滞在について
いろいろ書いてみたことは下のとおりです。
・編み物のこと
・音楽のこと
・サンファ茶仕込み
・カリンシロップ仕込み
まぁ、
ひとつ屋根の下で暮らす家族どうし
色々ありますが
なんとか自己調整しながら
楽しく暮らしていきたいですね。
それに、
「やることリスト」に
振り回される日常についても
少し考える余地がありそうです。
普段からもっと気楽に
過ごせたらといいなと
考えているところです。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物のある暮らしに癒されて
起糸でした。
バイバイ。



















