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1 月の山の家の様子 その 1


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。



今日は、


山の家での冬の暮らしについて

お料理を中心にお話ししていきます。


・ラム肉のハーブ煮込み

・チーズとハムのサンドイッチ

・かぼちゃのポタージュ

・紅茶とカモミールのブレンドティー

・屠蘇散で作るチャイ





正月の明けきらない三連休に

山の家へアトリエ経由で

夫と二人で出かけてきました。



昨年のゴールデンウィーク後に

半分朽ちかけて崩れていた

デッキの修繕工事が終わり


きれいに整ったデッキへ

テーブルや椅子を出し


清々しい山の空気を

胸いっぱい吸い込みながら

食事ができるようになりました。



以前、


ガーデンツールとして

ひと揃えあった


テーブル・チェア一式は


自宅やアトリエなど

方々へ分散されたままになっており


デッキが修繕された頃に


それらを一括して

元にあった場所へ戻そうという

計画が持ち上がっていました。


夫の仕事が一段落した今

その計画を実行する日を迎えました。


正月ということもあり

道路が空いていた状況だったので


朝の 9 時前に自宅を出発して

山の家には午後の 4 時半頃到着できました。


それでも、


関東平野をぐるり一周することは

今後もうないかなと思うくらい

疲労困ぱいしました。




三連休の初日は

真冬なのかと思えるほど暖かく


冬晴れに恵まれた連休でした。


特に山の冬生活は


山の端にお日さまが隠れる時間が早く

洗濯物が思うように乾かないものですが


そんなこともなく

大きなシーツ類なども

カラリと良く乾きました。


また、


持ち寄った雑貨類も多く

いろんな片付けやら

庭作業などとてもはかどりました。




移動途中、いつものスーパーで

食材を買い出しました。


去年の秋から入学した

中薬薬膳師コースの調理実習で


普段食べることのない

羊肉(ラム肉)を扱ったことから


ラム肉のハーブ料理を思いつきました。




山の家に到着後


ラム肉を庭先のハーブともども

オリーブオイルでマリネして準備しました。








ラム肉にハーブソルトが付いていました。


ハーブソルトの中身は..


・パセリ

・タイム

・マジョラム

・ローレル

・バジル

・オニオン

・ソルト




やはり、


ラム肉はハーブ料理を

勧めていることが分かりました。


マリネの作り方を紹介します。



<ラム肉のマリネ>


素材(二人分)


・ラムももステーキ用 260g


・レモン 1 個


・フレッシュローレル  2 枚


・フレッシュローズマリー ひと枝


・ハーブソルト


・オリーブオイル 大さじ 2


・チャック付きビニール袋



作り方


・ラム肉は水を流しながらよく洗う


・肉の水分をキッチンペーパーで拭く


・庭先から取ってきたハーブはよく洗い、大雑把にカットする


・レモンはよく洗い、くし形にカットする


・ビニール袋にハーブソルトやハーブ、ラム肉を入れてよくもみ込む


・最後にオリーブオイルを加えてよくもみ込む


・さらにビニール袋に入れて冷蔵庫で一晩休ませる









翌朝は日の出前から目覚めました。


カーテン越しに月の光が

南東の空に見えました。


山の家の朝は窓越しから

冷気が流れ込み寒さを覚えます。


日の出とともに

朝から青空がいっぱいに広がり

清々しい一日が始まりました。







三本のコニファーは

もともと、腰高の丈でしたが


今では家の高さくらいまで

見上げるほどに成長しました。


その合間を陽の光が風に揺らいで

家の壁に木々の影を見せていました。




夫の発案で

デッキの修繕時に

ツール小屋も作ってもらいました。


夫は玄関に山積みになっている

さまざまな工具類の片付けに

おおわらわです。


デッキ修繕に合わせ

デッキの下に眠っていたものを

庭の片隅にビニールシートで覆わせて

保管していました。


それが、


山の強風にあおられ

一部がむき出しになっており


さらに、


その片付けも着手していました。




山に来たら来たで

いろんな作業が待っており

ぼんやりすることは皆無です。



昨日の長時間移動もあったので

二日目の昼食は精をつけようと

ちょっと豪勢にしました。


・ラム肉のハーブ煮込み

・チーズとハムのサンドイッチ

・かぼちゃのポタージュ

・紅茶とカモミールのブレンドティー



まず、前日に準備しておいた

ラム肉のハーブマリネを

ル・クルーゼにそのまま中身を空けました。








ふたをして、


昼食の準備をしている間中

コトコト煮込みました。


水やワインなどは加えず

レモンの果汁や肉から出た水分だけで

煮込みます。



サンドイッチも豪勢にしました。



<チーズとハムのサンドイッチ>

素材


・10 枚切り食パン

・モッツアレラスライスチーズ 

・生ハムスライス

・ローストビーフスライス

・きゅうり  1 本

・サラダ菜

・マヨネーズ 適宜



作り方


・食パンを 180度のオーブンで5 分間トーストする


・きゅうりは洗って薄くスライスする


・食パンの片面だけマヨネーズを塗り、素材をバランス良く挟んでいく


・サンドイッチをナイフで 4 分の 1 にカットして皿に盛る






最後にお茶の支度です。


山の家には子供たちのセレクトティーが

いくつもあります。


お茶はほとんどティーパックのお茶です。


身体を温めてくれることを考えながら

ブレンドしました。





<紅茶とカモミールのブレンドティー>


素材


・紅茶 1 パック

・カモミールティー 1 パック

・シナモン 少々



作り方


・山の家は冷え切っているのでポットやマグをあらかじめ熱湯を注いで温めておく


・温まったポットにお茶の袋を入れて熱湯を注ぎしばらく置く










子どもたちのセレクトで

お湯を注ぐだけのポタージュもあります。


かぼちゃを選びました。


熱々のポタージュは

優しい味わいがしました。



つい、いつもの分量で

サンドイッチを作りすぎてしまい


満腹を通り越してしまいましたが


たくさん食べて

冬の山の空気で

冷え切った身体は温まり


ほっぺまで赤くなりました。




食べ慣れないラム肉のハーブ煮込みは


苦味の効いたレモンと

ハーブソルトの塩味が決まって


とても柔らかく

美味しくいただけました。



極寒の土地、

北海道を代表する郷土料理

ジンギスカンがあるように


ラム肉(羊肉)は身体を温める食材なので


また、折を見て

ハーブ煮込みを作ってみたいなと思います。








午後に入ると、


山の端に太陽が沈み出し

陽の光が滞ります。


それと同時に

寒さがより一層増すので


庭仕事をした後は

温かな飲み物が欲しくなります。


正月ということもあり

半分残っている屠蘇散を使った

熱々のチャイを作りました。





屠蘇散は昨年の暮れに

ワークショップへ参加し

我が家の仕様で処方を考え

屠蘇散を作りました。




その記事は下のリンクからご覧いただけます。







年末に日本酒へ仕込んだ屠蘇散は

次第に成分がアルコールに抽出されてきて

色合いが徐々に琥珀色になっていきました。


お正月の三が日は

家族ともども無病息災を願いながら


おせちをいただく前に

ひと口ほどのお屠蘇をいただきました。




残りの屠蘇散はチャイでいただけると

講師の先生がおっしゃっていたので


今回、ワクワクの気分で作ってみた次第です。







<屠蘇散チャイ>


素材


・屠蘇散 小さじ 1

・紅茶 大さじ 1

・黒糖 小さじ 1

・ミルク 100cc

・水 200cc



作り方


・小鍋に屠蘇散と紅茶、黒糖、水を入れて、しばらく煮立てる


・煮汁が半分ほどになったらミルクを足して温める


・ポットやマグはあらかじめ熱湯を注いで温めておく


・出来上がったら濾しながらポットへチャイを入れていく









ブタちゃんの小さなマグは

縁が欠けていても

なかなか処分できず


長年使っています。


小さなマグから

屠蘇散チャイをすすると


爽やかな香りが

お口いっぱいに広がって


不思議なチャイの味わいに

心も身体もホクホクと相成りました。









今日は、


山の家での冬の暮らしについて

お料理を中心にお話ししました。


・ラム肉のハーブ煮込み

・チーズとハムのサンドイッチ

・かぼちゃのポタージュ

・紅茶とカモミールのブレンドティー

・屠蘇散で作るチャイ




次回は、


山の家の庭先や清らかな流れについてです。


どうぞ、お楽しみに!










お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。





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