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屠蘇散作りワークショップに参加して


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。



今日は、


お正月にいただくお屠蘇の元となる

屠蘇散作りワークショップについて

綴っていきます。




今年の夏から初秋まで

漢方についての 3 回講座を

受講していました。


その名も

「漢方を学び、日常生活に取り入れよう」です。



月一で通っている薬用植物園で

生薬・漢方薬にまつわる

植物の観察をしているうちに


いつしか、東洋医学について

関心を強く抱くようになりました。


何しろ、植物のネームプレートに

生薬名やら漢方薬の名前が

列挙されていたり


漢方についての歴史なども

書かれた看板があるからです。


植物について知りたいので

逐一読んでいると


徐々に、東洋医学の領域に

足を踏み入れていくことになりました。


いつだったか


具合が悪くなって

夫が漢方薬を買ってきて

飲むことになると


そこに書かれた植物名は

馴染みのあるものばかりで


さらに、植物園で

おさらいをしている自分がいました。



そんな毎日を過ごしていると

私の周囲にそれらしき情報が

引き寄せられ始めました。


漢方の講座もそのひとつです。




北里大学北里研究所病院

漢方鍼灸治療センター課長

薬剤師である緒方千秋氏から


3 回講座で


漢方のあらましから

暮らしに浸透した

漢方にまつわるお話を伺いました。


中国で発祥した中医学から


時代を通して

海を渡ってきた書物や情報が


今の私たちの暮らしに根付いている

その流れを俯瞰したことが


漢方などの歴史の流れについて

正しい捉え方が

少しだけ身に付いたと思います。


先月、お屠蘇つくりについて

ワークショップの案内が届きました。


実際に、素材に触れながら

自分の好きなもので

お屠蘇を作るというもので


自宅から近かったということもあり

参加させていただきました。


まず、緒方先生から


薬剤師としての観点から


屠蘇散について

薬機法に沿った

確かなレクチャーがありました。


中医学の学校で習っている

中薬(日本でいうところの生薬)を手にして


屠蘇散を作っていきます。


好きな香りであるなら

カラダにも合うというのは

緒方先生から習ったことです。


食品として扱える生薬

10種類から 7 種類チョイスします。


小さなカップの中で

香り豊かな生薬のサイズは


緒方先生のお考えで

香りを優先するために

少し大きめにカットされたもの。


私が選んだ生薬は鼻を近づけると

とても良い香りがしました。




屠蘇散の散とは

パウダーのことです。


ハーブの世界でもそうですが


植物の香りというのは

細切れにするほど

断面から香り成分が

抜けていってしまうので


植物は大きめサイズで保存し

使う時に細断して用いるというのが

通説になっています。


今回は、


お酒に浸けるときは

すり鉢などで叩かなくても

良いとのことでした。


有用成分がお酒に浸透するのに


そのままのサイズで

ちょうど良いのでしょう。








実は、


結婚した当時、

夫が屠蘇散を仕入れてきて

毎年、生薬をお酒に浸けて

お正月にお屠蘇をいただいていました。


その頃はまだ

生薬とか全く範ちゅうになかったので


すごく薬っぽい味わいのする

お酒だなぁとしか感じていませんでした。



今回、


お屠蘇についてのレクチャーでは


やはり、お屠蘇は歴史上でも

薬酒としての扱いだったそうで


薬っぽい味は遠からずとも

当たっていたことになります。



また、


養命酒などの薬酒は


古来より、

みりんに生薬を浸けていたとのことで


お酒が苦手な方は


今回作った屠蘇散を

みりんに浸けていただくのも

良いとのことでした。


確かに、


みりん漬けは

どこかで聞いたことがあります。



我が家では


私以外の家族は皆

お酒に強い体質なので

日本酒に浸けていただく予定です。


家族で出かける

年末の楽しい買い出しで

きっと、美味しそうな日本酒を

仕入れることでしょう。


お正月のお屠蘇のいただき方には

お作法があるとのことで


歴史を汲みながら

レクチャーを受けました。


薬のない時代

薬酒が薬であったことは

西洋・東洋ともに同じです。


常に疫病を恐れていたため

井戸水に屠蘇散を入れていたとか。


なるほど、


公衆衛生上、最もなことです。








屠蘇散袋の折り方や

保存の仕方まで教わって

最後に折り目正しく

仕上げることができました。




屠蘇散のマイ処方は


「胃をいたわり、咳を鎮め、カラダを温める」


です。




お正月に限らず、

マイ処方で薬酒づくりもできそうです。








今日は、


屠蘇散作りワークショップに

参加したお話しでした。









お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。










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