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10 月の山の家のボタニカルライフ

  • 執筆者の写真: 起糸
    起糸
  • 10月13日
  • 読了時間: 8分

更新日:10月29日



こんにちは


心とカラダを整える

ボタニカルライフ


ナビゲーターの起糸です。



今日は、


山の家でのお料理や

ボタニカルライフについて


気ままに綴っていきます。


・2023年のお話し

2025年のお話し(追記)



まず、


2023年のお話しからスタートです。





今日は、


山の家で夫とふたり

水いらずでいただいた

リッチな夕ご飯のお話しを交え


山の家のボタニカルライフについて

語れたらと思います。


・ローリエの料理





山では、


お母さん業から

解放してあげようと


ありがたいことに

家族から労りの言葉をかけられ


私は料理をしなくて

良いことになっています。




けれども、


夫とふたりきりの今回。


ふたり分くらいなら


日常から離れて

お料理も楽しめそう。



それで、


いろんな食材を買い込んで

キッチンに立ちました。





初日は


ひとり時間を楽しんだ時に作った

チキンの蒸し煮。


翌日は


ポークソテーの煮込み料理。


今日のお話しでは


ポークソテーの煮込み料理について

レシピをシェアしていきます。




さて、


山の家のキッチンの前に

月桂樹の木が植っています。


家を建てた時に一株購入し

植えたものです。


月桂樹は常緑樹なので


寒い山の冬場でも

生き生きと茂っており


寒々とした風景に

彩りを添えてくれる存在です。


キッチンでお茶を淹れると

マグカップの水面に


その影を写します。



今年の春に


月桂樹の葉っぱを収穫しました。




月桂樹の葉っぱは

ローリエとかローレルと呼ばれます。


ローリエ(laurier)はフランス語

ローレル(laurel)は英語で


どちらも月桂樹の

葉っぱのことを言っています。


ローリエを使った煮込み料理は

数多くありますが


我が家の定番と言えば

ポークソテー煮込み料理です。




さて、


使用する鍋について

少しお話しします。


使う鍋は

ル・クルーゼです。


ル・クルーゼの

オレンジ色した鍋が

ひとつあるだけで


いろんな料理ができて

とても重宝しています。


大分前のことですが

夫がポイントを集めてて


ある日、


オレンジ色した

直径 18cm の鍋と交換しました。


それが、ル・クルーゼとの出会いです。



ふたがとても重たいので


ジャム作りにしろ

煮込み料理にしろ


とても美味しく仕上がるので


私はすぐにも


ル・クルーゼのファンになりました。



今回は、


夫とふたりだけの夕ご飯なので

ル・クルーゼの鍋料理 1 個で十分。


夕ご飯のために


庭先にある


ローズマリーとローリエを

摘んできました。




ローズマリーとローリエのひと枝
ローズマリーとローリエのひと枝



自宅には


乾燥させたローリエが


大きな保存びんに

たくさん詰まっていますが


山の家では月桂樹の木が一本あるのみ。



今回のお料理には

生のローリエを使います。


ポークソテーが

2 枚だけ入るので


すき間がたっぷりあり


そこへ


折よく手に入った

白いウインナーで

埋めてみました。



これがかなり美味しかった。




ローリエの料理
ローリエの料理





<ローリエの料理>


素材 2人前


・ローリエ 適宜

・ローズマリー ひと枝

・ステーキ用豚肉ロース 2 枚

・塩こしょう 適宜

・薄力粉 適宜

・植物オイル

・玉ねぎ 2 個

・洋風ブイヨン 1 個

・だし用昆布 2 cm角 1枚

・マッシュルーム 1 パック

・白ウインナー  1 袋



作り方


・豚肉は流水で洗い水気を拭き、筋をカットしたら塩こしょうし、薄力粉を薄くはたく。


・熱したフライパンに油を引き、豚肉の両面に焦げ目をつける。


・玉ねぎをスライスし、ル・クルーゼで透明になるまで炒めておく。


・底に炒めた玉ねぎを広げ、そこへ豚肉の両側にローリエを挟んだものを並べる。


・すき間に白ウインナー、マッシュルームを入れる。


・ブイヨンと昆布も入れて八分目まで水を加える。


・トップにローズマリーをのせて、ふたをしたら加熱する。


・沸騰したら、弱火で気長に 30 〜 40 分は火を通す。




※ アレルギーやアトピー性皮膚炎気味の方には、肉を洗うことをオススメします。加工の際、肉の表面についた余分なゴミを取り除くことで身体に余計な負荷をかけなくなります。


※ マッシュルームは香りが飛んでしまうので水洗いせず、汚れはキッチンペーパーで払う程度にします。


※ お肉に焼き色をつけた後のフライパンに残った油は捨てます。


※ 鍋に入れるお水の代わりに野菜くずを 20分ほど煮込んだ「だしスープ」を使っても美味しいです。








玉ねぎがとろとろで

お肉もほろほろに柔らかく


ハーブの香りが染み込んだ


とてもリッチで

美味しい夕ご飯になります。


ローリエは生の方が

香りがより強いように感じました。




ポークソテーの煮込み料理に


サーモンとアボカドの

サラダを合わせると


夫の顔が華やいで嬉しそう。


美味しいものを一緒にいただく

幸せを感じました。






今日は、


山の家で夫とふたり

水いらずでいただいた


リッチな夕ご飯のお話しを交え


山の家のボタニカルライフを

気ままに綴りました。


・ローリエの料理





2025年のお話しは

ここからスタートです。


内容はこんな感じで進めていきます。


・ハーブガーデンの収穫

・ジェノベーゼソース作り

・ハーバルバス作り

・アロマの補充





今年の夏が

ひどく暑かったことは


すでに前回書きました。


暑さのために

ハーブガーデンが


どうなっているのか

いつも心配しています。


でも、


ハーブガーデンに仕立てた

その場所が気に入った

ハーブたちには


まさに天国だったようで


多種のセージ類はもちろんのこと


バジルが思いのほか

生き生きと真緑に生育していてて


今年は数回大量に収穫しています。


次回の来訪は 11月を予定しており


寒さが強まることを予測して


帰宅時に

今年最後のバジルを収穫しました。


下の写真はハーブガーデンの

大まかな様子です。





そして、


自宅に帰宅してから翌日


収穫したバジルが生き生きと

しているのを確認して


あり合わせの材料を使い

ジェノベーゼソースに仕上げました。


山の清々しい空気や

清らかな清水から

生まれたバジルは


市販のバジルに比較して

濃厚な味わいがします。


もちろん安心安全な無農薬。


イワシの香草焼きや

パスタ料理に使っています。


イワシの香草焼きには


自宅で育てているオレガノを

たっぷり加えて作った

香草パン粉をトッピングしました。


イワシのニオイが


清涼感のあるバジルの香りで

一気に消え失せるのがすごい。


フレッシュなソースは

なかなか美味しく


ひとしきり

満足な気持ちに浸れます。






また、


初夏から幾度も

収穫したハーブ各種を


リビングに吊るしているのですが


今回、


さらに収穫物を吊るすため


場所を空けるのに

乾いたハーブたちを消費する

必要性が出てきました。


そこで、


ハーバルバスいわゆる

ハーブの入浴剤を作ることにしました。


毎年、


手作りハーバルバスを

たくさん作り置きしています。


その袋は不織布で

実は、プラ製品であります。


脱プラを謳っているのに

不織布を使うことの懸念から


ディスポするのではなく

何度も使えばいいのではないか


との話しがあり


一回使用しただけでゴミ箱行きにせず


中身のハーブは堆肥作りへ


不織布は洗って

再度使用するようになりました。


今回、


6 枚ほどそのように

空いた袋が用意できたので


ハーバルバスを

作ることにしたのです。


中に詰めるハーブは

山の家で収穫したものだけでなく


自宅で育てて

乾燥させたハーブも一緒に詰めます。




ハーブは乾燥させた後も

ハサミで細かく切っていると


とても良い芳香を放って

家中芳しい香りに包まれました。


袋がいっぱいになるまで

ハーブで膨らませました。


お風呂を作るときに

ひとつだけ風呂の栓のところに

結び止めて湯を張ると


緑いろしたお風呂になります。


翌日も良い香りを放つ水で

寝起きの顔を洗いました。




山の家はその名の通り

四方を山で囲まれた場所。


近辺でクマ情報が

2 件も出るような山深い所です。


自然の流れの中では

心理面を整えるセラピーとして


人工的に作られるアロマオイル

(精油)の力は必要ないのですが


洗面所などの水場には

アロマストーンを置いて


自分で精油をブレンドし

調香したアロマで


虫除けするのに使っています。


今回は、


そのアロマの補充びんを

持参しました。


ブレンドレシピは

自分で作ったもので

2 種類あります。


・デイライト

・フラワーコケット


そして


自家製アロマストーンに

アロマを滴下し


普段の暮らしで使っています。


そのレシピの一つ

デイライトをブレンドし

山の家に持ってきた次第です。




黄色い調合アロマを

青いボトルに補充し


エンジェルの裏側に

ポタポタっと滴下すると


フレッシュな香りが

ふんわり鼻腔を刺激しました。



自宅に帰るその時にも

アロマを放って虫除けし


帰宅します。


それが心持ち安心なので。



ちょっと前までは

アリが家中を歩いてて凄かったんです。


それに、


カメムシやてんとう虫もすごい。


てんとう虫は


可愛くデザインされた生地で

手さげバックなど作った記憶がありますが


天井の隅っこに

何十個ものてんとう虫が

群がっているのを想像できますか?


アロマの力だけではありませんが

ようやくいなくなりました。







今回の滞在では、


すぐそこの近場であった

クマ情報のため


楽しみにしていた

ダム周辺のウォーキングは諦め


刺繍をしたり


フラワーセッションの

カードをまとめたり


様々なハーブをいじって

クラフトを楽しむなど


インドアに静かに過ごしました。







今日は、


以下の順にお話しさせていただきました。


・ハーブガーデンの収穫

・ジェノベーゼソース作り

・ハーバルバス作り

・アロマの補充


来月は薪ストーブを炊いて

暖かくしながら


山の家のボタニカルライフを

楽しめたらと思います。





お日さまと土と風と水を感じながら

植物のある暮らしに癒されて


起糸でした。


バイバイ。



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