9 月の山の家のボタニカルライフ
- 起糸

- 9月15日
- 読了時間: 11分
更新日:9月27日
こんにちは
心とカラダを整える
ボタニカルライフ
ナビゲーターの起糸です。
2023年 9月の
ボタニカルライフに引き続き
2025年 9月について追記しました。
まずは、
2023年からお話しが始まります。
今日は、
笑っちゃうくらい
おかしなハプニング続きの
山の家のボタニカルライフを
綴っていきます。
・スズメバチの駆除
・編み物のこと
・洗濯機の故障
・元気になるお茶のこと
・レモングラスのこと
・給湯器の故障
9 月の 3 連休に山に行ってきました。
いつもは家族ともども
出かけるところですが
今回は夫婦のみでの
ミニトリップとなりました。
8 月のお盆休みは
山の家の庭の手入れが
なかなかはかどらなく
ビュンビュン枝が伸びきっている
モッコウバラをそのままにして
帰宅してしまったところ
近所のおばさんから
モッコウバラが伸びてるよ
ウチで切ってあげようか?
との連絡が入りました。
それで、
夫が慌てて 9 月の連休に
山に行く予定を入れた次第です。
連休初日、
私は他に予定があったので
夫だけ単身山へ向かいました。
以下、夫から聞いた話しです。
ガシガシ庭の手入れをしようと
ねじり鉢巻をしたまでは良かったが
いつの間にか、
モッコウバラの合間に
スズメバチのどでかい巣が
出来上がっていて
慌てて業者を呼び
スズメバチの巣を撤去してもらった。
私の手元へ
その慌てぶりを
短めメッセージとともに
写メがスマホに届きました。
その翌日、
私は最寄り駅まで
電車で向かいました。
夫が電気屋へ行くのに
山奥から街まで出るので
迎えにきてくれるとのことでした。
8 月のお盆休みには
スズメバチの気配すらなかったのに
この 1 ヶ月間の間に
巣が出来上がったのか?
この猛暑続きのために
スズメバチの活動が
普段よりも旺盛だったのか?
謎は尽きません。
私たちがいない間、
モッコウバラの垣根の辺りは
スズメバチがぶんぶん飛んでいたため
近所のおばさんが怖がって
それを聞いた近所のおじさんが
ペットボトルにスズメバチを集め
退治していたそうで
かなり迷惑をかけていた様子でした。
夫と合流した後、
そんな話を聞かされました。
業者さんが大きな巣を取り除いた後も
モッコウバラの辺りを
多くのスズメバチが
巣を求めて飛んでおり
とても危険な状況です。
なぜ危険かというと
スズメバチに刺された後に
再度刺されると
ショック状態に陥って
下手をすると死に至る
恐ろしい事態になるからです。
庭の手入れのために
山へやってきたというの
なかなかはかどりません。
陽の当たりの良い場所に
ニチニチソウでも
植えようかなと思いきや
今回はガーデニングは
諦めなさいと夫に言われ
仕方なく暑い日の編み物に
いそしみました。
そもそも、
なぜ、電気屋へ行くために
夫は山を降りて
街まで出向いたのかというと
新しく替え変えたはずの洗濯機が
すぐにも壊れたからでした。
スズメバチが
ブンブンいっている中で
草刈りも難しく
仕様がないから洗濯でもするかと
洗濯機のスイッチをピッと押したら
水が溜まったところで
止まってしまったとのことで
ぐしょぬれの汗だくのシャツ類が
きれいに洗濯もされず
不衛生な状態のまま干すことに。
そもそも、
洗濯機はまだまだ新しいはずだし
前回、やってきたときは
ちゃんと動いていたはず。
なぜ壊れたのか?
山の家の改修工事をしてくれた業者が
昔、夫が野外に設置した
洗濯機ハウスを
リニューアルしてくれたまでは
良かったのですが..
洗濯機のホースを排水溝へ入れる穴を
ハウスの側面に開けることを忘れており
それをお願いしてから
先月は自宅へ帰宅したんです。
穴を開ける時に
ハウスから洗濯機を動かして
それで壊れたんじゃないの?と
私は思ったのですが、
人のせいにするのも
嫌になっちゃうからと
人の良い夫は
また買い直すことにしたそう。
洗濯機の発注をかけて
壊れた洗濯機の交換の段取りもつけて
最寄り駅まで私を迎えに来てくれた
というのが事の次第でした。
なかなかせわしなく
そして
不可解な謎だらけです。
私自身はというと
関東平野を行ったり
来たりしているため
かなり疲労が溜まっている状態。
そんな時は、
スパイスたっぷりのチャイがいい。
カルダモン、シナモン
スターアニス、ブラックペパー
クローブ、ジンジャーなどなど
あるったけのスパイスと一緒に
紅茶を濃厚にじっくり煮出したら
ミルクを同じくらいの量入れて
温めて出来上がり。
熱々のチャイを少しずついただくと
カラダの芯から
ほかほかになって
汗だくになりました。
猛暑続きで
空調のない山の家は窓全開でも
川面の間近にあるため
かなりの高温多湿。
日の出ている時間帯は非常に蒸し暑い。
グダグタの滅入るような暑さですが
熱々のチャイで
カラダがあったまると
なんだか急に元気が出てきました。
活性力の高いスパイスの
お陰かもしれませんね。
疲れが吹っ飛びました。
元気になったところで
スズメバチに注意しながら
少しだけ庭いじり。
玄関脇にある花壇に植え込んだ
レモングラスが伸びていました。
根元で切りそろえて初の収穫です。
きれいに洗って、干したら
ハーブティーに使おう。
丸く輪にすると
レモングラスの良い香りが
手の平に移りました。
暑い国で栽培されるレモングラス。
写真から分かるようにイネ科の植物です。
植物園でも確認していますが
成長するとかなり巨大化します。
下の写真は 8 月のレモングラスの様子。
(東京都薬用植物園にて)
レモングラスは
ハーブティーのブレンドに加えると
とても美味しいお茶になります。
レモングラスティーとして
シングルでもファンが多いですよね。
タイ料理などに使われていますが
今年の夏はレモングラスの精油で
虫よけスプレー作りました。
これがかなり効果てきめんで
野外に出る時は手放せなかったです。
そのレモングラス、
山の家の冬は半端ないから
巨大化しないだろうと見込んで
屋根の下に植え込んだんです。
来年はもう少したくさん
収穫できたらいいな。
いつも通ってる植物園で
養生のやり方を知ったので
この冬、越冬できるよう気配りします。
(結局ダメになったんですけどね)
夕刻になり、
やることもなくなったので
読書でもしながら入浴を楽しもうかと
バスタブに湯を張り出しました。
ふと、気づくと
給湯器が動いていません。
夫が電源を消したのかと思い
再度、湯を入れ始めたら
どうやら..
給湯器もイカれたらしい。。
シャワーも使えず、
バスタブの底に少しだけたまった
お湯を洗面器でくみながら
洗髪したり身体を洗ったりしました。
万歳、ボタニカルライフ !!
そして、その翌日、
さらに拍車をかける事態が起きました。
庭のテコ入れで
さらなるアシナガバチの巣を発見することに。
超特急で街まで出て購入した殺虫剤を
爆音で巣に吹きかける夫の背中。
そこにはありありとした疲れあり。
やれやれ。
今日は、
笑っちゃうくらいおかしな
ハプニング続きの
山の家のボタニカルライフを
気ままに綴りました。
・スズメバチの駆除
・編み物のこと
・洗濯機の故障
・元気になるお茶のこと
・レモングラスのこと
・給湯器の故障
来月の山暮らし
どうにかやり過ごせたらいいな。
初日だけはどうしても
給湯器の交換が間に合わないので
久しぶりに温泉にでも行くかぁ〜
それが何よりのなぐさめです。
さて、ここからは
2025年 9月のボタニカルライフです。
今回は、
・本棚のこと
・書籍のこと
・草木染めのこと
・サラダピザのこと
などを中心に山の家の
ボタニカルライフについて
気ままに綴っていきます。
2 年前の今頃も
かなり暑かったことが
追記する前に
記事を読んでみて分かりましたが
猛暑は年々ひどくなる一方で
2025年の今年の夏の暑さは
さらに拍車がかかりました。
なにしろ
北の大地である北海道でさえ
40度を超えたのですから。
この夏を生き抜くために
山の家にもついに空調機を入れました。
8月には除湿機能だけで
天国になった山の家。
室外機の横では
じゃばじゃばと除湿された水が
あっという間に
据え付けたバケツを
いっぱいにしていく有様でした。
溜まった水は
花壇の雨の当たりにくい箇所へまき
花を咲かせているインパチェンスが
嬉しそうでした。
こうして新たに空調機が入ったり
2 年前に給湯器を買い換え
洗濯機も新調したり
その他もろもろ修理したおかげで
山の暮らしは滞りなく
だいぶ不便がなくなってきました。
今回は、
夫が 1 年かけて作り上げた本棚に
自宅から持ち運んだ書籍を
詰めていく作業がありました。
我が家は読書家が多いため
どんどん書籍が溜まっていく一方で
狭い屋内が読了本によって
さらに狭くなっていく状況を
なんとかしようと
夫が山の家に
本棚を作りはじめたのが
そもそものきっかけでした。
自宅の自室にある本棚は
2 重に書籍を並べた上に
何段も本があったものだから
今回読まない本をまとめて
引き抜いたので
少しばかり隙間が生まれ
見た目にも開放された気分。
出来上がった山の家の
真新しい本棚に
さらに本棚を作って載せていくので
完成までは
まだまだ時間がかかるものの
自室がどんどん
片付いていくかと思えば
完成が待ち遠しいものです。
侘び寂びの精神は
日本人としてのアイデンティティなのか
どことなく
自分の中にもあることを
こんなときに知るものですね。
がらんとした何にもない空間が欲しい。
さて、
本のこと以外には
草木染めをしたことが
挙げられます。
草木染めは染液を作るために
数時間はぐつぐつ
植物を煮出さなければならないので
猛暑の季節は控えていました。
けれども、
空調機が設置されたことで
暑い夏も快適な室内までは
入り込めないものです。
気長に染液を作ることができました。
今回は、
ほうじ茶染めを目論んでいました。
4 年ほど前に大好きな刺繍作家さんの
花と鳥のモチーフでキットを買い集め
12 枚のリネンに刺繍を施しました。
それを、
壁にかけるタペストリーに
仕上げたいと考え
下地に草木染めしたリネンを
使ってみようと思いつきました。
この春、
山の家で草木染めを
はじめたばかりですが
いろんな植物を使って
真っ白なリネンやウールを
様々な風合いの色に仕上げました。
・玉ねぎ
・びわ
・コーヒー
・ほうじ茶
・バタフライピー
・マリーゴールド
それらの草木染めしたリネンに
完成した刺繍を当ててみると
ほうじ茶の色合いが
一番お似合いだったので
あともう 1 枚、
ほうじ茶染めのリネンを
製作してみようと支度しました。
ほうじ茶染めにしては
なぜか妙にピンク色で
この春に染めた色とは
少し違う風合いなのが
気になりましたが
鉄媒染で仕上げると
グレイッシュピンクに。
乾かして 2 枚の染め物を
比較してみると
全然色合いが違います。
自然から生まれた
草木染めなのだから
再現性はここでは
求めないことにしました。
これから少しずつ
タペストリーに仕立てていきます。
庭先に作ったハーブガーデンでは
ハーブたちが勢いよく育っており
バジルを数本収穫して
自宅に持ち帰り
山の家の朝ごはんで美味しかった
サラダピザに仕立てました。
今回の滞在では
草木染め以外は刺繍や
フラワーエッセンスについての調べもの
オンライン講義などデスクワークが多く
雨の合間の庭の手入れは
夫に任せっぱなしで
ボタニカルライフを満喫する時間が
あまり持てなかったのです。
しかし
狂ったような猛暑が
ついに雨降りの日々の到来で
待ちに待った涼しい休日に
山の空気を吸いながら
ほっと体を休めることができました。
今回は、
・本棚のこと
・書籍のこと
・草木染めのこと
・サラダピザのこと
などを中心に山の家の
ボタニカルライフについて
気ままに綴りました。
2 年前のスズメバチ騒ぎの経験から
庭先には必ず自然素材で作られた
スズメバチの駆除ボトルを
木々の合間にぶら下げるようになりました。
山に来るたびに
ホームセンターで
新しい駆除ボトルを購入して
仕掛けています。
今回も新しくした途端
どこからか多くのスズメバチが
群れるように
ボトルに集まってきました。
そのため、
庭には出ないようにと
夫に言われていたのもあり
なかなか思うように
外に出ることがままならなかった。
気候が良くなる来月は
山の空気を吸いながら
ダム周辺をてくてく
ウォーキングしたいなと考えています。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物のある暮らしに癒されて
起糸でした。
バイバイ。




















