こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこです。
今日は、
アトリエでのひとり時間について
お話しします。
アトリエのある古い建物は
築 50 年は経っていて
至る所に不具合が生じています。
その状況に甘んじていた
というのがこれまでの私でした。
ところが
先日、そうもいかない状況に直面しました。
それは水道管の腐食から生じた
突発的なトラブルです。
ライフラインに生じる不具合は
災難に出くわした避難民のごとく
暮らしに大きく影響するばかりでなく
突然のことに面食らって
メンタル的にも動揺が激しく
ショックから立ち直るのに
少々手間取ってしまいます。
そのお話しは下のリンクから
ご覧いただけます。
ようやく辿り着けたはずの
工事完了後に
風呂場のお湯が出ないことが
発覚しました。
まさかの出来事を
業者に報告すると
後日、きちんと対応してくださるとのことで
私がアトリエにやってくる日に
下見に来てくれることになりました。
水道の水量が少な過ぎて
給湯器のガスが着火しない..
それは素人の私がみても
分かることです。
いっときは、
さらに工事が必要になるかもしれない
そんな可能性が出てきましたが
その日の業務を終え
ようやく見えた水道屋さんが
ちょっと見せてくださいと
ちょちょっといじっただけで
水道の詰まりが解消し
一気にお湯が出るようになりました。
業者が複雑怪奇に
考え過ぎていただけで
要は単なる詰まりが原因だったんです。
水道屋さんの神の手によって
夏からの悩みであった
お風呂のお湯がつかない件は
ようやく一件落着しました。
ところで、
古い建物のトラブルは
水道だけでなく
玄関ドアにもありました。
数年前、それは突然起こりました。
出先から戻って玄関を開けたら
ドアが閉まらなくなったんです。
そんなことって
普通ありえないですよね?
不条理な状況に
気持ちがいっぱいになりながら
外から力をこめて延々と押し続けて
ようやく
壁際までドアが近づきました。
そこで、
中からドアノブをぐいっと引っ張って
鍵がかけられるという状態までいけました。
在宅中は、チェーンをかけていれば
安心安全なのですが
外出時はぐっとドアを押しつけた状態で
鍵をかけなければなりません。
本当に鍵がかかったのか
何度も確認してから
出かける羽目に陥りました。
そんな笑っちゃうくらい
可笑しな状態が
ここ数年続いていたんです。
不在時にひょんな拍子に
鍵が穴からはずれて
ドアが開いてしまったらどうしよう..
そんな不安感に
常につきまとわれていました。
管理人さんが駐在していた頃は
開いていたらすぐに連絡をくださいと
お願いしていたことで済んでいたのですが
頼りにしていた管理人さんが
新居に移られたことから
頼みの綱が切れてしまいました。
そこで、
もやもやの不安感を一掃するべく
水道工事の件で数ヶ月を要した間に
ドアの件も解消させようと立ち上がりました。
ドアの業者さんに見てもらうと
ドアの開閉速度を担っている
上部に取り付けられている
クローザーの不具合だろう
ということになりました。
そのクローザーを取り外すと
ドアは通常通り閉まります。
新たなクローザーがやってくるまで
イカれたそれを外してくれました。
ドアって、
こんなに簡単に閉まるんだ..
というのが、
まず第一に感じたことでした。
いつの間にか
普通じゃないドアが
普通になっていたことに驚きます。
ドアの不具合は
1 週間後には解消され
ピカピカのクローザーが
ドアの上部で輝くばかりです。
業者さんがおっしゃるには
クローザーの中には
オイルが詰まっていて
ドアの滑らかな開閉を
手伝ってくれているのだけれど
開けてみたら
オイルは消失していて
全くの空っぽだったとのこと。
クローザーの寿命は 15〜20 年なので
このクローザーは
もしかすると一度も交換したことがない
そんな状態が伺えると
お話ししてくださいました。
築 50 年ですから...
これまでの歴史を振り返れるほど
この場所に住んでいる訳ではないので
窺いしれない
不可解で不透明な
歴史を感じました。
とりあえず、
私の代で上下水道など
あらかたの不具合は
一掃されたはずです。
さらに、
ライフライン新旧交代に乗じて
私の自転車のパンクも修理しました。
自転車置き場に置いておくと
筑波おろしと言われる
強風の吹き荒れる土地柄のため
埃だらけになることを予測し
不在がちなアトリエ内に駐輪しています。
その自転車は
子どもが幼い頃カゴの中に入れて
走ったことのある
思い出の自転車です。
とても古いもので
錆びついていますが
車もなく
(以前母の形見の車を所有していましたが笠間の少年団に荒らされ壊されて廃車になってしまいました)
その自転車が唯一の足です。
近くの自転車屋さんに持って行きました。
一見すると、
どうやらパンクだけでなく
ブレーキのワイヤーも
切れかかっているとのことで
パンクの修理だけでは返せない
とプロ根性を見せてくれました。
そこで、自転車屋さんに一晩預けて
修理すべき箇所だけでも
きちんと見てくれることになりました。
翌日取りに行くと
古ぼけた思い出の自転車が
なんだか全体的に輝いて見えます。
きれいに磨いてくれた様子で
嬉しくなりました。
「月に一度はタイヤの空気入れに立ち寄って、無料だから」
そんな言葉をいただいて
ご近所付き合いみたく
楽しい気分で
自転車屋さんを後にしました。
いつか走った筑波山まで続く
りんりんロードのサイクリング
楽しめるかな?
いろんな不安から解放され
アトリエが一新し
自転車もきれいに直って
気分はウキウキです。
さて、
今回のひとり時間では
前回の侘しい夕食時にいただいた
(いつか開封してそのままになっていた)
ペンネを使ったパスタ料理が美味しかったので
同じものを調理しました。
<あり合わせのもので作るひとりご飯>
素材
・ペンネ 50g
・塩 大さじ 1
・トマト缶 1 個
・白ワイン 少々
・ニンニク ひとかけ
・赤唐辛子 1 本
・玉ねぎ 半玉
・ベーコン 3 枚
・しめじ ひとかけ
・無糖プレーンヨーグルト 大さじ 2
・オリーブオイル 大さじ 1
作り方
・グラグラにゆだった湯の中に塩を加え、ペンネを入れて 10 分間ゆでる。
・その間に鍋にオリーブオイルを引いた中にニンニクと唐辛子を入れて加熱する。
・ニンニクの香りが立ってきたら、適宜にカットしたベーコンを入れて炒める。
・適宜にカットした玉ねぎも入れて炒める。
・玉ねぎが透き通ってきたらしめじをバラして加え、炒めたらトマト缶を入れる。
・空になったトマト缶の中を洗うために白ワインを少々加えて鍋に流す。
・ペンネが柔らかくなったら、ザルに上げて、すぐに鍋のトマトソースの中へ加え混ぜ合わせる。
・全体的に馴染んだら皿に盛りつけ、ヨーグルトをかけて出来上がり。
野菜やベーコンがない時に
トマトソースと野菜ジュースだけで作ったら
それはそれでとても美味しかったです。
赤唐辛子は数年前、自宅で
夫が栽培していたものが
まだ大量に残っています。
乾燥剤と一緒に保存しておけば
何もない時のご飯に使えますね。
網に入っていたニンニクも
そのままぶら下げています。
突然の時のために
ペンネやトマトソースなどは
予備的にストックしているので
とても助かりました。
普段、お酒は飲まないんですが
アトリエには 1 本だけ
秘密のロゼワインがあり
それを、指 2 本くらいグラスに入れて
楽しんでいます。
ミツロウのキャンドルは手作り。
キャンドルにフッと火を灯せば
トラブル続きのアトリエでも
ひとり時間が優雅に感じられますね。
甘やかなミツロウのキャンドルには
スパイシーな香りづけが好きです。
ぐっすり眠れば、
毎朝、夜明け前に目覚めます。
それはひとり時間を過ごす
アトリエでも同じです。
下の写真は夜明けの様子です。
明けの明星がひときわ輝いて
東の空にありましたよ。
美しい朝日を浴びたら
カフェオレの支度です。
朝イチにカフェオレ。
朝 9 時ごろにフルーツ丼をいただきます。
自宅からフルーツを持参しました。
<フルーツ丼>
素材
・柿
・キウイフルーツ
・バナナ
・プレーンヨーグルト
・ハチミツ
年の暮れに
あらゆるトラブルはようやく解消され
最後に植木鉢の交換をしました。
隣町にある大きなホームセンターで
観賞用の植木鉢を購入してきました。
大きく成長し
入り切れなくなった根っこが
度々、床まで這い出てきていました。
それを途中でカットして
同じ植木鉢のまま 7 年くらいきているので
鉢変えは遅いくらいですね。
植木鉢の中で
ぐるぐるに巻きついた根っこが
強固に植木鉢を内側から圧していて
なかなか植木鉢から取り出せなかった。
それをスコップを使い
てこの原理でぐいぐいと
押し上げていたら
とうとうひび割れの部分から
ぱっかりと植木鉢が割れてしまいました。
ようやく陽の目を見た
根っこをほぐして、根切りし
新しい植木鉢に植え込んであげました。
毎回出るお茶っぱやコーヒーかす
自宅から持ってきた米ぬか
それらを混ぜ合わせた土を
入れていきました。
強風がすきま風となって
乾燥の強いアトリエ内に置くので
水苔を上にかぶせました。
小さな観葉植物の株も一緒に
植え込んだら
しっかり水を含ませて
お部屋へお招きです。
名前は忘れてしまいましたが
結婚当初からある
親しみ深い大事な植物です。
先日、自宅近辺で手に入れた
ホワイトセージを持参しました。
アメリカインディアンが
焚き物として
空間や場の浄化に使うそうで
そのままでも力強い香りがします。
アトリエで火事でも起こったら
本当に大変なので
てんてこ舞いした風呂場の床に
(床下に水道管が眠っている)
帰りがけに
そっと置いてきました。
これからのアトリエ活動を思い
これ以上のトラブルは起きないことを
心から願っています。
今日は、
アトリエでのひとり時間のことを
綴りました。
・水道工事の後のこと
・玄関ドアの工事
・自転車修理のこと
・あり合わせのもので作るひとりご飯
・夜明けの様子
・朝のひとりご飯
・鉢植えの交換
・ホワイトセージで浄化
自宅では家族のサポートが入って
何事も楽にこなしていますが
アトリエでは車社会の茨城県内で
全て一人でやり遂げなければならないため
何事も時間がかかるし
骨を折ることが多いですが
その分達成感は大きいですね。
古ぼけたアトリエでも
修理修繕をして手を加えながら
これからも大事にして行きたいと思います。
次回のアトリエでのひとり時間は
ついに夫が登場します。
お楽しみに!
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに癒されて
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。