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春の植物園で その 5

こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す

暮らしのサポーターです。



東京都薬用植物園の春を

シリーズでお伝えしています。




いつかハーブ園のガイドをしてみたい

ささやかな夢があります。


その夢を追いかけるように


コロナ禍が落ち着いた 2 月から

毎月 2 カ所の薬用植物園へ

月いちで通っています。


薬用植物園はハーブだけでなく

生薬や漢方で扱われる植物や

園芸品種としての植物など

様々な方向で学ぶことができますね。


植物全体に対し啓蒙されていくようで

大変勉強になることが

足を運ぶたびに実感しています。




また、


中旬には都内国分寺付近にある

東京都薬用植物園へ


下旬には都内八王子付近にある

東京薬科大学薬用植物園へ


通うことで


ひとつの植物の発育の様を

じっくり観察できることが

次第に分かって来ました。




さて、今日は

シリーズの 5 回目ということで

前回に課題をとして挙げていた


四物湯(シモツトウ)について

深掘りしてみたいと思います。


そもそも、その言葉は

園内にあるシャクヤクの近くに

立っていたプレートから

知り得ました。


以下、引用しますね。




四物湯の構成生薬


トウキ(当帰)

シャクヤク(芍薬)

ジオウ(地黄)

センキュウ(川芎)



婦人病の聖薬と称されます。

血行をよくし、貧血を補い

婦人の血の道といわれる

婦人病的諸疾患に起因する

症状に用いられます。


男性でも皮膚がカサカサしたり

手足が冷えてしびれたりする

血虚という症状があれば

用いられる漢方薬です。




ここで言う漢方とは何かというと、


これらの薬用植物が見られる区域が

漢方薬原料植物区なのですが


その入り口にこんなプレートがありました。



漢方は中国から 6 世紀ごろに伝わり

その後わが国で発達してきた

日本の伝統医学です。


江戸中期に伝わった西洋医学を蘭方

というのに対して


漢方と称するようになりました。


漢方薬は原則として

複数の生薬で組み立てられていて

単独の生薬を用いる

民間薬とは区別されています。





う〜ん、なるほど。。



ハーブをブレンドしていただく

ハーブティーのようですね。



皮膚がカサカサしたり手足が冷える

血虚という症状は


私にとって

冬場の大きな悩みどころでした。



少しばかりググってみると


台湾では薬膳スープとして

四物湯はよく作られる

スープだそうですね。





上の記事に作り方が書かれていました。



胃腸の弱い私にも優しいかしら?


薬膳にとても興味があります。





さて、


今回訪れた東京都薬用植物園では


シャクヤクとトウキの

写真を撮っていました。


シャクヤクについては

春の植物園で その 4 をご覧くださいね。



なので、今日はトウキについて

ご案内したいと思います。







園内のネームプレートから

以下、引用しますね。


トウキはセリ科の植物です。

用部は根。

用途は生理異常、貧血、冷え性。

成分は精油(リグスティライドなど)


セロリの匂いを強くしたような

独特の匂いがあるそうです。




精油とあるリグスティライドって

なんだろうと思い調べてみました。


薬学生のための天然物化学テキストから

以下、引用しますね。




Ligustilide リグスティライドは

四物湯にあるトウキ、センキュウなどに

含まれています。


リグスティライドは

抗アセチルコリン作用、抗喘息作用

鎮痙作用などを示します。




食欲がわく、眠くなるなど

副交感神経が優位になると

神経伝達物質であるアセチルコリンが分泌され


胃腸機能が高まります。


抗アセチルコリン作用とは


胃や腸の痛みや痙攣に使う

胃腸薬など抗コリン薬の主な作用だそうです。





アロマやハーブの世界では

アニスやフェンネル、アンジェリカなど

セリ科の植物が多く出てきますね。


ホルモン様作用や光毒性など

注意すべき点が色々ある

ちょっとクセの強い植物たちです。


特に、

トウキ ( Angelica acutiloba )の

学名にアンジェリカとあるように


トウキはアンジェリカの近縁種だ

ということが今回分かりました。


(メディカルハーブの事典 林真一郎編)




トウキは

初夏にレースのような白い花を

咲かせるようで


今から楽しみにしています。



下の写真は山の家の雑草ですが

白いレースのような花のイメージです。







東京都薬用植物園サイトでは


トウキの薬用としての用部は根ですが

花が咲くと根が充実しないので

生薬の生産には良質な根を得るために

花を咲かせないように栽培するそうです。


もしかすると、花が観察できないかもしれませんね。




少し長くなってしまいました。。




今日は、


漢方薬でお馴染みの四物湯について

トウキの紹介をしました。




東京都薬用植物園の春シリーズは

まだまだ続きます。


お楽しみに。





アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし

起糸でした。


バイバイ。


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