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4 月の植物園で その 3



心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。



広大な敷地を誇る

東京薬科大学薬用植物園から

春の植物シリーズで

お届けしています。


今日は園内にある小山に登る

小道脇に咲いている花を紹介します。




小山の登り道へ続く

小道脇を散策していると


山頂までの登り道は崖崩れか何かで

工事中とのことで閉鎖していました。


奥へは進めず

ほんの触りだけですが

観察することができました。







左がチョウジソウ

中央がヒメシャガ

右がフタリシズカ。



淡く爽やかな水色が広がる

チョウジソウが群れて花畠を

作っていました。


直射日光が強く暑い日だったので

その美しさに目を奪われました。


山を気持ち良く風がそよいでいました。



チョウジソウについて

東京都薬科大学薬用植物園の

ネームプレートから

以下、引用します。


チョウジソウの学名は

Amsonia elliptica (Thunb.) Roem. & Schült.


キョウチクトウ科です。


花の形がフトモモ科のチョウジ

(スパイスのクローブ)に

似ていることによります。


絶滅を危ぶまれています。


ヨヒンビン等のインドール

アルカロイドを含みます。





東京都薬用植物園サイトでは

下記のように書かれていました。


チョウジソウは

平野部の河川沿いなどの

湿地に生育する多年草です。


準絶滅危惧。

有毒植物区に植栽されています。







シャガの花は実家の庭にもあり

子どもの頃から親しんできましたが


ミニ版のヒメシャガは初めてです。








左がヒメシャガ

右が山の家のそばにあるシャガ畠から。



東京都薬用植物園サイトから

ヒメシャガについて

詳しく引用しますね。


ヒメシャガはアヤメ科の植物です。

準絶滅危惧。


林内の比較的乾いた場所や

岩場に生育します。


シャガとは異なり

花のあとは結実します。





フタリシズカも涼やかな白でした。


東京都薬用植物園サイトから

フタリシズカについて

詳しく引用しますね。


フタリシズカは

センリョウ科の植物です。


山林の木陰に生育し

しばしば群生します。


花序は必ずしも 2 本とは

決まっておらず


1 本から 5 〜 6 本つくこともあります。




山林のなかの涼やかな様子は

動画でご覧いただけますよ。










さて、


今年の早春から

観察していた植物について


花の終わった様子を

お伝えしたいと思います。



まずは、


異形の姿を見せていたミツマタが


早春(つぼみ)

春先(開花)

初夏前(新緑)と


下の写真ように変化していきました。








ミツマタについて

詳しくは下の記事をご覧くださいね。







今年に入ってから

薬用植物園へ通うようになり


ミツマタのような

異形のつぼみを持つ花にも

出会えたんですね。





また、


ミツマタのそばにある

有毒のオニシバリも

変化の推移を見てみましょう。


花の時期に書いた記事は

ミツマタと合わせて

ご覧ください。









緑いろの艶やかな実は

次第に赤くなっていき

有毒であるとのことです。






さて、


植物園閉園を知らせる鐘が鳴りました。


そろそろと帰路に向けて

小山を降りると


芳しい香りに鼻がヒクヒクしました。




カラタネオガタマ
Magnolia figo (Lour.) Dc.


カラタネオガタマは

学名にある Magnolia

マグノリアから分かるように

モクレン科の植物です。


東京薬科大学薬用植物園の

ネームプレートから

詳しく引用します。


カラタネオガタマの花は

バナナ様の香りを放つ。


花を茶に利用したり

頭に刺して飾りにするという。





鼻を近づけるまでもなく

甘く強い芳香はねっとりと

暑い空気に漂っていました。




薬用植物園の入り口も

春先からだいぶ様変わりしましたね。








青い空は相変わらず

植物の観察が終わると

ベンチでひと休みします。





今日は、


東京薬科大学薬用植物園から

山林の春の様子をお伝えしました。


・チョウジソウ

・ヒメシャガ

・フタリシズカ

・ミツマタ

・オニシバリ

・カラタネオガタマ

・入口の様子









お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。




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お日さまと土と風と水を感じながら

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