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しつこい咳にアロマ

こんにちは


心とカラダを整えるハーブ療法士のたかこです。



私は、かつて自分がそうであったように、 なんらかの変調を感じながら過ごしている 更年期女性が元気になり 自身を取り戻せるような ライフスタイルを提案しています。



大人になってから喘息持ちになったり、呼吸器系が弱い方もいるでしょう?



年齢を重ねると、体力が衰えて、風邪をこじらせてしまうなんてこともあったりしませんか?



今日のお題は、しつこい咳にアロマです。



やまない咳は、体力を消耗して辛いものですよね?



その対処法を、私の体験談からお伝えしていきたいなぁと思います。





私はハーブ療法士ですが、実は、アロマテラピスト(芳香療法士)でもあるんです。



普段からアロマを取り入れた暮らしを営んでいますよ。



そんなアロマテラピストである私は、体調をこじらせ頭が回らなかったのでしょう。



すっかり、アロマ遣いの何たるかを忘れて、咳に悩みながら暮らしていました。



その咳というのが、


一度、咳込みだすと、気管支がけいれんを起こしたかというぐらい波打って、咳が止まらなくなってしまうような質の咳なんですね。


冬のストーブをつけた暖かな部屋から寒い廊下に出た途端、寒暖の差が気管支に刺激を与えて、突然咳込み出し、また、その咳が止まらなくなるんですね。


そして、話しをするとなると、呼吸と共に、また気管支に刺激を与えるようで、咳が止まらなくなるという、苦しい局面が挟まれるんです。



ハーブ療法士なりに、ハーブを使った暮らしの知恵を発揮させ、カラダを温めたり、喉の粘膜に優しいハーブ酒を活用したり、各種の咳止めシロップを手作りして、薬草茶に混ぜていただいたり、


暮らしのなかのいろんな場面で、いろいろ工夫を試みているのですが、


なかなか、咳は止まらないんですね。



ところが、お客様のための、天然精油を用いた香りの調合をしながら、精油を吸入していると、苦しい胸がとても楽になったことを感じたのです。


そうだった! すっかり忘れていたけど、胸が苦しい時はアロマテラピーだった!


そんなことを突然思い出し、手元にあるアロマを調合し、胸に優しいアロマのブレンドを作りました。





ブレンドの内容


・フランキンセンス

・ユーカリ・ラディアタ

・ラヴィンツァラ


去痰作用や免疫刺激作用、鎮咳作用が期待できる天然精油をブレンドしたんですが、


調合したアロマはスポイトびんに保存し、必要な時にアロマストーンにぽたぽたと滴下して、ふんわり香りが広がって、鼻腔に届く香りを楽しんでいます。


アロマストーンは石こうでできているんですが、目に見えない微細な穴がいっぱい空いていて、そこへしゅっと吸い込まれたアロマがたまり、


そのアロマが時間をかけてゆっくり揮発していくんですね。


火を使わないところが安全志向で、寝室の枕の近くに吊り下げて使うことができます。




昔々、

娘たちが生まれたとき、我が家で暖かな布団の中ですやすや眠る赤ちゃんの上に、メリーゴーランドをぶら下げていました。


優しいメロディと共に、ゆっくり回るメリーゴーランドを、かわいい我が子に何度も見せてあげたっけ。


そんな宝物のような思い出が込められたメリーゴーランドをかたどったアロマストーン。


自分で作ったんですよ。



これまで、幾度もアロマを吸わせて香りを放ってくれた純白のアロマストーン。


そのアロマストーンは長年使い込まれ、アロマの色合いがにじんだ表情を見せてくれています。


石こうでできたアロマストーンに手を触れてみると、滑らかでひんやりとしているんです。


その肌ざわりが私のお気に入り。



いつも裏側にアロマを吸わせています。






裏側にアロマを落としていても、表にボタニカルカラーを見せてくれたアロマたち。



写真の奥に見える 3 本のびんは、色合いが異なるのが見えるでしょう?



それって、天然のボタニカルカラーなんです。




いつもね、天然精油をエタノールに希釈して用いているんですが、



実は、こうした希釈びんが 100 本ぐらい棚に並んでいるんですよ。




その中から、ひょいひょいっと、 3 種を選んでみました。



前述したとおり、どれも胸に優しい香りです。



1 : 1 : 1 にブレンドにすると、スーッとする爽快な香りになりました。





アロマストーンにぽたぽたっと垂らして、そして、夜、本を読むために枕元に設置したランプのクリップ部分に吊り下げて眠りにつきました。




随分、胸が楽になったんです。


二晩で咳が止みました。








もし、あなたがしつこい咳に悩んでいたら、ぜひ、トライしてみてください。




使う天然精油は、できたら信頼できる高品質の精油をおすすめしますよ。



なぜなら、市場に出回っている天然精油と称する精油は日本では雑貨扱いであり、混ぜものであったりすることが多いんです。



そして、精油を販売しているところで混ぜていなくても、精油を製造している外国で混ぜてしまっていたりするんですね。




混ぜものだと、胸に優しい働きが満載の精油でないことになり、



私の提案は意味がなくなっちゃうから。





私が使っているのは、健草医学舎で販売しているプラナロム社製の精油です。



そしてね、購入した精油は冷蔵保存をおすすめします。


精油は開封すると、酸化しやすくなるんですね。


酸化によって、精油は、別な物質に変化してしまうので、胸に優しい働きが失われてしまうんですね。


いろいろ面倒だけど、注意点はいくつか挙げておきました。



アロマテラピーを取り入れた暮らしというものは、いつも静かに私を労ってくれます。


植物が持つ優しさを、ぜひ、あなたにも知っていただきたいなぁと思っていますよ。



ちょっと長かったけど、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし

起糸でした。


バイバイ。






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