こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこです。
今日は、
アトリエで過ごすひとり時間について
気ままに綴っていきたいと思います。
・きんかんお粥のこと
・朝ごはんのこと
・自転車で遠乗り
・インドアの楽しみ
今回、
計画していたことのひとつに
「お粥を作って食べてみる」がありました。
ある日の金曜日に家事を終え
家族のための夕ご飯を支度し
お昼には急いで荷物をまとめ
アトリエに出かけました。
辿り着くと、
すぐにも灯油と食料の買い出しへ
出かけなければなりません。
歳をとってから
暗いなかを歩くことで
どうにも不安感にあおられ
精神衛生のために
陽のあるうちに
行動するようにしています。
茨城は都内に比べて
夏も冬も数度も気温が低いので
冬は灯油のストーブが重宝します。
両手に持てる 5 リットルの小さな
灯油タンクをふたつ所有しています。
ひとつだけ持って出かけました。
たった 4 リットルだけ灯油を買って
食料はスーパーで見ているうちに
食べたくなったサーモンを買いました。
帰宅して灯油を詰めたら
待ちに待ったお粥作りです。
お粥なんて病人食じゃないの?
と思われたかもしれませんね。
中医学の学校に通っているときに
薬膳の調理実習でお粥を作りました。
老人がお粥を食して長生きする
という中医学のお話を聞いてからは
お粥=病人食でなくなったんです。
私自身、すでに初老の人間ですし
胃腸機能の弱い人間でもあります。
家族のために料理をするときに
夕飯にお粥は出せないので
お粥作りには
アトリエで過ごすひとり時間こそ
最良・最適な時間なのです。
そのために幾つか自宅から
中薬(生薬)や食料を
持ってきていました。
ふたつばかり
お粥メニューを考えていました。
・きんかんお粥
・参耆(さんぎ)粥
参耆(さんぎ)粥については
後日に譲るとして
今日はきんかんお粥について
お話ししていきましょう。
きんかんお粥は
薬膳の調理指導をしてくれた先生が
ひとり言のようにお話ししてくれたことで
私もいつか作って
食べてみたかったお粥です。
多分、
きんかんを入れただけの
シンプルなお粥だとイメージしました。
大好きなくこの実も入れてみます。
家族に作り置きしてきた夕ご飯のおかずを
少しばかりタッパに入れて持ってきました。
肉詰め椎茸と炒め物です。
ほんの少しあれば、私など事足ります。
きんかんお粥を作っている時は
指導してくれていた先生を思い出し
懐かしくてたまらなかったです。
お粥を炊いたお釜で
いつもご飯を炊いています。
お米を半合と 10 倍量のお水を入れて
コトコト煮る楽しさを味わいました。
「お米が割れてきたら出来上がり」
という先生の言葉を思い出しながら
お粥を作りました。
卒業して 5 ヶ月になりますが
先生にはまたお会いしたいですね。
きんかんお粥は爽やかさと
ほのかな甘みが感じられ
口当たりも良くて
とても美味しかったです。
夕ご飯にはちょうど良いボリュームで
心とカラダをぽっと温めてくれました。
翌日は、晴れの予報だったので
久しぶりに自転車を出して
近くにあるモール街まで
出かけてみようと計画を立てました。
ちょっと遅めの朝ごはんは
先日の山の家の朝ご飯を
思い出しながら
洋食風にしました。
自分のためだけに
いそいそと朝ごはんのお支度です。
スーパーで買ってきたサーモンは
全部たえらげて
クリームチーズを包んでいただきました。
とても良いお天気で
早く自転車に乗りたい。
これを読んでくださってる
皆さんには
自転車に乗るなんて
普通のことかもしれませんね。
でも、
私は自転車に乗ることが全くなりました。
徒歩か電車で事足りるからですね。
部屋の隅に立ててある自転車は
昔、カゴに子どもを乗せてこいだ
思い出の自転車。
壊れていたのを修理してもらってから
1 年くらい経ってしまいました。
タイヤに空気を入れて準備万端。
鍵が壊れて鍵穴から
キーが抜けないけど
輪っかの鍵をつければいいっか。
座椅子が高いので怖かったけれども
いざ、こぎだすと
乗り方をしっかり覚えている身体が
全部取り仕切ってくれて
川に沿って楽しく長い距離を
不安なくこいでいけました。
大空のもと、
広い空間を自転車でこいでいると
青空を自由に飛び回る
鳥のような気持ちになります。
スカッと心は解放され
気持ちの良い運動に
心もカラダも解き放たれました。
車を所持していた頃に
しょっちゅう立ち寄ったモール街。
自転車を駐輪場に停めて
いざ、抜けなかったキーを
抜こうとしたら
スパッと簡単に抜けて、拍子抜け〜
幸先いいぞ。
昔馴染みの茶店でお茶を飲みながら
一冊の本を読んだり
いつもの本屋をのぞいたり
ウィンドウショッピングしたり
懐かしくてすごく心満たされました。
歩いているとクジを渡され
引いてみるとトイレットペーパーが当たり。
家に帰って紙をむいてみたら
中身まで渋沢栄一で..
なんだかびっくりです。
同じ道を帰り際、
道に長々と映る自転車をこぐ
自分の影にふふふと微笑む
とても満足した遠乗りでした。
しかし、
やりたいことが終わると
家に帰りたくなっている自分がいて
残りの一日を満喫するよう
言い聞かせたりします。
あとは、
灯油のストーブで暖かなお部屋を作り
ゆっくり入浴したり、読書したり
西洋占星術のアーカイブビデオを観たり
インドアで楽しみました。
自宅は都内の三方を
囲まれた住宅街にあり
猫の額ほどの庭は小暗く
自室も陽は差しません。
1 階にあるリビングは
日中もほとんど暗く
冬など地面から立ち上る冷気に
深々と冷え込む部屋。
手元を灯りで照らして
読書したり手芸したりしていると
なんだか近視になってしまいました。
先日、眼鏡を作りました。
高校時代の眼鏡を新調したんです。
そういう環境から
いざ、アトリエにやってくると
本当に何もかも眩しいくらいで
何をしても明るくよく見えます。
1 個しかなかった裸電球から
電燈をぶら下げたり
裸電球は 2 個にしたり
ミニ電灯もふたつほど
置きました。
夜も、
何もかも白日のもとに
さらされるような感じで
ちょっとばかし夜更かし気味に。
アトリエで過ごすひとり時間は
なくてはならない時間。
自分だけのひとり時間で
すっかりリフレッシュできました。
今日は、
アトリエで過ごす
ひとり時間について
気ままに綴りました。
・きんかんお粥のこと
・朝ごはんのこと
・自転車で遠乗り
・インドアの楽しみ
次回のひとり時間は
再び自転車で遠乗りし
モール街で映画を観たいです。
今年は少し文化的になろうと思います。
そのひとつに映画鑑賞を挙げたい。
平日は忙しく
なかなか映画館まで
辿り着けないから..
せめてここに来た時くらい
そんな時間を過ごしてみたいです。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに癒されて
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。