こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこです。
今日は、久しぶりに
自分を取り戻した
ひとり時間について綴っていきます。
・日々のこと
・ひとりご飯のこと
・読書のこと
・薬草のこと
ここのところ
薬用植物についての学びを
深く掘り下げていく作業が続いており
主婦業にしても
バカ丁寧にルーティンを
こなしていこうとする
いつものクセに時間を取られ
翻弄される日々が続いていました。
子どもの頃から何をするにも
要領が悪いために
時間がかかり過ぎるきらいがあり
こればかりは致し方がありません。
あれもしたい、これもしたいが
いつの間にか
あれもしなきゃ、これもしなきゃと
マスト案件になってしまっていたのも事実。
一日の時間の少なきこと
たった 24 時間しかない
今日という日を
好きなこと
得意なことなのに
来る日も来る日も
休みなく精一杯生きていると
なぜだか
息が詰まってくるのは
不思議なことです。
そんな訳で
ゆっくり自分に立ち帰る時間が
ありませんでした。
日帰りでアトリエに来ました。
アトリエにやってくると
寂しいくらいにひとりぽっちで
それが
かえってありがたく思えるのは
なぜでしょう。
ほーっと安堵のため息がもれました。
ただ単に
掃除片付けしているだけで
ほっとしている自分がいたのです。
どれだけ日々頑張っているのか
そのぴーんと張り詰めた思いが
他人事のように感じられました。
ほんのたまには
こんな風に陽だまりのアトリエで
独りっきりになるのも悪くない。
それどころか心のより所になる。
普段、穏やかな日々を営んでいますが
それ以上の安らぎを求めるのは
罪深いことにも感じられます。
多分
日々のルーティンとしての
やることリストが多過ぎで
息つく間も無く
次から次へとこなしていく
その生活リズムが
疲労感を催すのでしょう。
ひとつ終わったら
休憩は入れているのですが
週に二日くらいは
いつもと違うリズムを
そして
時には余白を
どこかに設ける必要を感じます。
私にとっては
アトリエで過ごすことが
そのひとつなのでした。
さて、ここからは
アトリエ風景を
お伝えしていきましょう。
いつもここで寝泊まりする時は
自宅の冷蔵庫の中の
余り野菜などを持参するのですが
半分のりんご以外
何も持ってこなくても
なんとかなりました。
アトリエの冷凍庫に
いつかのパンのかけらや
ある日の食べなかったおにぎりが
カチカチに凍って残されていたのを発見し
(すっかり忘れていたんです)
戸棚にはペンネや
トマトソースがありました。
それらを使って
いろいろ調理して
楽しくいただきました。
近くのスーパーで
買い求めたブロッコリーも使って
アトリエのひとりご飯は
こんな風にできました。
パスタ料理は得意ではないんですが
スパゲッティよりはペンネが好きです。
ひとり分の市販のトマトソースに
トマトジュースを半分ほど混ぜて
ソースができます。
ゆでたブロッコリーを和えれば
見た目も美味しく
おそうじパンは
(お皿に残されたソースをぬぐうパン)
冷凍庫に眠っていた
レーズンパンをこんがり焼いて添えます。
レーズンパンは
カリッと香ばしく
中はふんわり..
いつか食べたパンの切れ端が
ものすごく美味しく感じられました。
冷蔵庫に秘密のロゼワインを
1 本だけ隠し持っています。
普段お酒は飲まないんですが
指 2 本ぐらいグラスに注いで
時にはほろ酔い気分を
楽しむこともあります。
朝ごはんはこんな感じです。
自宅からりんご半分を
持ってきていました。
それと、
戸棚に眠っていた
市販のコーンスープ
それから冷凍庫の底で
固まっていた
イギリスパン 1 枚に
冷蔵庫にあった
ブルーベリージャムを添えて
丁寧にコーヒーを淹れて
カフェオレでいただきます。
思った以上に
ボリューム感があり
美味しく満腹になりました。
今回
食事をすること以外には
読書を楽しみました。
遅読の私は
ちゃんと期日を設けて
読み進めないと読了できません。
それで
2 週間を目処に 1 冊の書物を
読み切ることを自分に課しています。
月に、2 〜 3 冊が精一杯で
そのうち、1 冊は専門書に当てています。
さすがに
みっちり文字数の多い分厚い専門書は
時に 2 段構えであったりするので
その月に読了できるように
計画を立てています。
今回は
ホビットの冒険上を持ってきました。
トールキンの指輪物語関連について
緻密な時系列はいまだ不明ですが
最近、ようやく話の流れを掴んだところです。
子どもたちが幼かった頃に
与えたトールキンの物語を
今、手にしているのは母親である私。
決して、笑い事ではありません。
何しろ、トールキンの戦場での
実体験に基づく物語なのですから
奥深いお話しですし
岩波少年文庫とはいえ
滑らかな語り口のお話しは
読んでいて自然なリズムがあり
心地よい響きがあります。
知らず、物語に引き込まれ
前頭葉に映る映像を
息を詰めて見つめている自分がいます。
いつも、
傍にお茶の支度を整えて
読書しています。
電灯は電球 1 個きりなので
日暮れ後は読書はせず
西洋占星術の研究科ビデオを
スマホで閲覧しながら
占星術の勉強をします。
それだけでも、結構な時間を要します。
占星術の学びは日常になかなか
取り入れることができずにいるので
ここではよく
占星術の勉強をしています。
さて、次は
アトリエ近辺の植物についてです。
近所のスーパーに
散歩がてら出かけると
目についたのが
ミントの花でした。
至るところにある空き地は
薬草の天国です。
ミントばかりでなく
辺りはよもぎや薄紅葵、くず
菊芋がはびこっていました。
その合間に、青いサルビアや
紫の朝顔が咲き誇り
とても美しいお花畑でもあります。
だいぶ前には、
薄紅葵の一大花畑を作っていました。
風が吹くと、
花びらがふるふると震え
まるで蝶のようにひるがえり
美しい光景を見せていました。
しかし
あまりにも拡大し過ぎたためか
人の手が入り、伐採されてしまいました。
今は、おしろい花が群れています。
春先にウスベニアオイは
色とりどりの花を咲かせていました。
薬用植物園で、
ウスベニアオイとゼニアオイの
違いについて学んだことがあります。
紫色の花はゼニアオイかと思いましたが
どうやらウスベニアオイのようですね。
ウスベニアオイの花の桃色は
ドライになると青くなります。
当時は
たくさんの花摘みをして
ハーブティーにしました。
そして
そのハーブティーを使って
よく石鹸を作ったものです。
ウスベニアオイの石鹸は
滑らかな使用感があり大好きでした。
人の手が入るのも一因ですが
植物分布は時の流れと共に
移行していくものです。
自然の成り行きに任せ
今が栄えの植物を愛でたいものです。
青いサルビアの花に合わせて
ミントの花を活けてみました。
キッチンではさみを使い
姿を整えていると
爽やかなミントの香りが
シンクに残され
ハーブの芳香の清々しさを
うんと楽しめましたよ。
自宅に持ちかえって今もなお
ミントの花は元気に咲いています。
自分のためだけに作るひとりご飯
そして
静かなひとときに
読書や散歩を楽しみ
当地の植物を愛で
身も心もすっかり充電できました。
気持ちを新たに
これまで歩んできた
照らし出される行く道を
再び軽やかに歩んでいけそうです。
今日は、
自分を取り戻した
ひとり時間について綴りました。
・日々のこと
・ひとりご飯のこと
・読書のこと
・薬草のこと
薬用植物についての学びが
ようやく一段落し
次なるハードルを越える前に
また心緩める気晴らしの時間を
作ろうと思います。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに癒されて
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。