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新春の植物園で


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。


今日は、


毎月通っている東京都薬用植物園の

新春の様子をお伝えします。




コロナ禍が終わり


現在は展覧会等も

不自由なく開催されており


個人が行きたい所へ行ける

自由をめいっぱい感じながら


植物園へ向かう電車の中で

この一年間を振り返っていました。



思い起こせば、


一年前の 2 月に

植物園へ通うことを試みました。


ハーブの学びが一段落し

テーブルボタニーではない

本物の植物と対峙しながら


学びを深めていきたい


そう強く思う反面

世の中はコロナ禍で

植物園自体も閉園しており


なかなか思うように

事は運びませんでした。


そうして、


ようやくコロナ禍の終えんを感じた

一年前の 2 月に


考えているばかりではない

行動を伴った学びに向かった訳です。



実際、月に一度は欠かさない

植物園での取材を通じて


次第に、東洋医学へ興味を覚え


今では中医学の学校で

薬膳を学びはじめ


日常に 2000年もの蓄積された

智慧を取り入れると


これまでとは異なる体調の良さを感じ


食事がいかに健康に

関わっているのかを肌身に感じ



そして、


植物園にやってきては


調理やお茶に用いる薬用植物の実態を

目の当たりにして


人気のない園内で


時折、すっとんきょうな叫び声を

独り上げながら


植物の観察を続けている私がいます。






普段は、平日に通っているのですが


年明けの今月は

なかなか時間が取れそうもないので


日曜日に出かけてきました。




冬支度の植物たちは

ビニールシートやら

枯れ葉の毛布にくるまって

とても暖かそうでした。


特に、ウンシュウミカンは

格別な姿を見せていました。








きっと、丸い袋の中は

陽の光で暖かいのでしょうね。


奥の方では


冬の花、ロウバイが

甘く良い香りを放っていました。








ソシンロウバイとロウバイは

異なる花の様子を見せています。


どちらも有毒植物なんです。


詳しくは、一年前に書いた記事をご覧ください。






昨年の 2 月にはロウバイの花は

終わりを迎えていたので


今回の写真は貴重な一枚です。


冬晴れの青空に

黄色い蝋のような花々は芳しく


多くの人々を惹きつけるでしょう。




実際、今回初めて日曜に訪れましたが


寒い冬晴れの日に


ご高齢の方達の植物園ツアーなるものや

親子連れが何組も園内を闊歩していてて


平日とは異なる様子に驚きました。



特に、温室が顕著に現れていました。



ほとんど誰もいない平日とは異なり

温室にわんさか人がいたんです。



室温は 23度に保たれている様子で

湿度も程よく本当に暖かい。


冬は温室は天国です。





先月、観察していた

アカキナノキが開花していました。


アカキナノキはマラリアの特効薬

キニーネが採れます。


マラリアは現在も重要な感染症の一つです。


その記事は下のリンクから

ご覧いただけます。





今月は暖かな温室の中で

サーモンピンクの花が開花し

温室内を回る扇風機によって

静かに揺れていました。


とても高木で

温室天井の辺りでたくさんの

花が見られました。


咲き始めの頃合いで

しばらく見られると思います。









真冬になると温室の中は

彩り豊かになるのが不思議です。


室内の通路の上を


ブーゲンヴィレアのアーチが

赤紫色の花で縁取られます。


花の群れがそちこちで

たくさんのブーケをなし

ゴージャスな雰囲気を作っていました。


他にはアロエの花も見られたり



一定の温度で保たれている温室でも

室内の植物には季節があるのです。


シンプルな動画を作ってみました。

ぜひ、ご覧くださいね。











今日は、


東京都薬用植物園の

新春の様子をお伝えしました。


・ウンシュウミカン

・ソシンロウバイ

・ロウバイ

・アカキナノキ

・ブーゲンヴィレア



来月からの植物園通いは

二年目に入りますので


読み物は


過去の記録を更新する形で

お届けしたいと思います。



園内は広く見落としが多いと思うのです。



少しずつ、記事を更新していき

豊かな情報をお伝えしたいです。








お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。

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