こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこ
更年期ママが笑顔を取り戻す
暮らしのサポーターです。
薬用植物園に通うようになり
アロマやハーブに
由来する植物だけでなく
生薬や漢方の原料になる植物を
観察するようになりました。
そこから、中医学に興味を持ち
お茶から入ってみようかと
6 月から薬膳茶を習いに
中医学の学校へ通いはじめています。
今日は、
真夏にピッタリの薬膳茶と
薬膳菓子について
いろいろ書いていきたいと思います。
今回習った薬膳菓子は
先生いわく、
さおものというお菓子でした。
さおものとは、
羊かんなど、細長い棒状のお菓子で
カットしていただくものです。
さおものとして
・ねり羊かん
・外郎(ういろう)
この 2 種類の調理実習をしました。
どちらもあんこが命で
ういろうは梅酢を使った
バイカラー仕立てでした。
羊かんは寒天の量から
ふたつに分けられ
水羊かんとねり羊かんがあるとのこと。
寒天を使わない羊かんもあり
蒸し器で蒸すため
蒸し羊かんと言います。
今回学習した羊かんは
寒天の量が多く
しっかりと固める
ねり羊かんでした。
糖度が高いため
1 年くらい日持ちするとのことで
戦時中は、
兵士の非常食にもなったそうです。
羊かんはその昔中国から渡ってきました。
大陸では羊の肉の
とろみのあるスープでしたが
日本では羊の肉は常食とされず
徐々に形が変わってきて
羊の漢字だけは残され
今の羊かんになったそうです。
面白いですよね〜。
ところで、
びっくりするくらい
薬膳茶が美味しかったです。
緑豆と薄荷のブレンドティーでした。
これはぜひ
家でも作ってみたいですね。
薄荷茶は袋に詰まっていたのですが
学名の記載はなかったようです。
8 月中旬に行ってきた
東京都薬用植物園にある
漢方コーナーで薄荷がありました。
東京都薬用植物園から
以下、引用します。
ハッカはシソ科の植物です
生薬名 薄荷
薬用部分 地上部
用途 漢方処方用薬
成分 精油( l-メントール等)
原産地 日本 東アジアの温帯
かゆみ止めの民間療法として
虫さされなどに生薬をもんで
患部に塗布します。
陰干しした全草を入浴剤として
利用することもあります。
調理実習した薄荷茶は
上記の引用文にもあるように
アルベンシスミントかと思われます。
アルベンシスミントというのは
アロマの世界では
日本薄荷を指します。
今回、
調理実習で習った薬膳茶は
日本薄荷を取り入れたのでしょう。
話しは変わりますが、
クラスメートには
九州からも飛行機で来ている方がいて
薬膳コースも通っており
月に 3 回は東京に来ているとのこと。
とても驚きました。
また、
10 月開講の薬膳コースを
控えている方もいました。
私などは 4 月開講しかないものと
思っていたので
その情報は寝耳に水でした。
薬膳茶や薬膳菓子の原料にも
中医学的メモが記されたレジュメを見れば
薬膳... 確かに気になりますね。
私も考えてみたいと思います。
後日、今回習得した薬膳茶を使い
アレンジしてみました。
下の記事からご覧いただけます。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物と共にある暮らしに癒されて
アロマとハーブで
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。