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5 月の山の家の様子 その 2

こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。



山の家にやってきて

すでに数日経過しています。


周囲にはコンビニすらない

へんぴな森の中なので


食料品やら雑貨やら

暮らしに必要なものを

家族総出でえっちらこっちら

買い出しに出かけていました。


拘束された囚人のように

丸一日を自由気ままに

過ごせずにいたのですが



コーヒーなどサイフォンで淹れて

今朝から頭の中の余白を楽しんでいます。


いつものルーチンワークに戻れてほっとひと安心。


気づけば、


ポーポニョニョっと

ホトトギスが可愛く鳴いたり

小川のせせらぎを耳にしながら


山の空気をふんだんに取り込んだ

山の家のデスクで書き物している

贅沢なひとときを満喫しています。



実は、


この春に夫が画期的にも

ネット環境を整えてくれたんです。


それで、山の家でもルーチンを

こなせるようになりました。


今日も山の家の庭先から

春の花などレポートしますね。





山の家の庭先には


いつの間にか都忘れが咲くようになり

毎年春の日を待ちわびています。







都忘れという名前は


子供のころ、


実家のたんすの上に

「都忘れ」とマジックペンで書かれた

小さな箱があったことから


大切な思い出と共に

忘れられないワードになっています。


都忘れという言葉の響きもあり

何か大切なものなんだろうなと


ある時、箱を開けてみると

植物のタネが大切に仕舞われていたんです。


確か、その頃から、


春先に、梅の木の根もとで

濃い紫色の菊に似た花が

咲くようになりました。


年々、花の数が増えて

咲き出す場所も点々と増えていったんです。


多分、叔父が母のために都忘れのタネを

プレゼントしたのではないかと思います。


子どもの頃から花が大好きだったので

それはとても鮮明な思い出として

心の中に残っています。






だから、都忘れのような菊に似た花を

忘れようもありません。







今回、記事にしてみるために

少しググってみました。


どうやら


今まで都忘れと思っていた山の庭の花は


ミヤマヨメナという名前のようです。


都忘れはミヤマヨメナの園芸品種で


つまり、


大事にしていたこの花は

都忘れの原種のようですね。


やはり、山の合間に春咲くようで

色も白から薄い紫色だということです。


山の生き物がどこからか

ミヤマヨメナのタネを

我が庭に運んでくれたんですね。



偶然の成り行きに感謝です。



ミヤマヨメナの花言葉は

しばしの憩い、強い意志。








昨年のゴールデンウィークには

ほんの 1 本が咲き出すくらいでした。


マシーンで草刈りが大好きな夫に


「ここに都忘れがあるから刈らないでね」


そう強く念押ししても

マシーンでガリガリと刈ってしまったんです。


本人はうっかりやってしまったとのことで、


それから、無情な草刈りマシーンで

痛めつけるように刈らせないために

都忘れの周りに柵を作りました。


今年の春は花のシーズンが

1 ヶ月も前倒しになっており


花びんに活けて清楚な花を楽しんでいます。








山の家の水は冷たくて

清らかで美味しい。


その水をくんで花を活けました。





花瓶に活けた花には

ミヤマヨメナと同じ色合いの

もうひとつの花があります。



ツルニチニチソウの青い花です。



ツルニチニチソウの花言葉は

楽しい思い出、優しい追憶。


ツルニチニチソウは薬草でもあるようです。


詳しくは こちら を参照ください。








山の家ができた時に

庭先に真っ先に植えました。


とても強くて、雑草の合間をぬって

毎年青い花を咲かせます。


雑草刈りしたら

小川沿いに雑草を捨てるのですが


雑草と一緒に紛れているらしく

今では小川沿いにも咲いています。


名前の通り、つる性で

庭のあちこちで咲いています。



ミヤマヨメナと一緒に活けてみると

本当に同じ色合いでびっくりしました。










お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。




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