ビシソワーズスープ
こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこ
更年期ママが笑顔を取り戻す
暮らしのサポーターです。
今日は暑い日の夕ご飯に
オススメのスープ
爽やかな香りを放つ
チャイブをトッピングした
ビシソワーズスープを紹介します。
新緑の世界が広がってくると
汗ばむ日が多くなってきましたね。
今日は猛暑日をほうふつとさせる
一日でしたが
暑かった日中を
夕方まで持ち越されると
冷た〜く冷やした一品を
食卓に並べたくなります。
ところで、
我が家では味噌汁よりも
スープが食卓に並びます。
気候も良くなってきたことだし
ビシソワーズスープを
いただいてみようと
思い始めていた矢先の暑さでした。
ビシソワーズスープというのは
いわゆる冷製ポテトスープです。
柔らかくしたじゃがいもを
ミキサーにかけて
ミルクで伸ばし
滑らかにしたスープ。
冷たく冷やしていただくと
暑い日はとても美味しんですよ。
ビシソワーズスープは
1917 年にニューヨークのホテル
ザ・リッツ・カールトンの
料理長であったルイ・ディアが
幼ない頃、お母さんが作った
冷製スープをヒントに考案し
故郷フランスはビシーにちなんで
その名がつけられたとされています。
夏の暑い日に、
ジャガイモと
リーキ(ポロネギ)のスープに
冷たいミルクを
入れてもらった思い出から
レシピが生まれまたそうです。
リーキ(ポロネギ)とは、
ふたまわりくらい太く大きい長ネギです。
チャイブはその昔、
rush leek と言われていました。
その leek がリーキ
つまり、ポロネギのことです。
チャイブがいかに
ヨーロッパのキッチンで
活躍していたか
想像にかたくないですね。
ここで、
ママの味、冷たくて美味しい
ビシソワーズスープの作り方を
紹介したいと思います。
<ビシソワーズスープ>
素材
・小さめのジャガイモ 1 個 小さめに四角にカット
・小さめの玉ねぎ 1 個 厚さ 0.5cm に線切り
・香りの少ない白胡麻油 大さじ 1
・鶏ひき肉 50g
・ご飯 大さじ 1
・昆布水 200cc
・豆乳 200ccくらい
・洋風ブイヨン 1 個
・塩・こしょう 適宜
・チャイブ 適宜
・亜麻仁油 適宜
作り方
・小鍋に油を引き、玉ねぎが透明になるまで炒めたところに、鶏ひき肉をヘラで引き伸ばすように火を通し、ポロポロになるまで炒める。
・そこへアク抜きしたジャガイモを加え少々混ぜ込んだら、ご飯、ブイヨン、昆布水を加えジャガイモが柔らかくなるまで煮る。
・柔らかくなったら、全体が滑らかになるまでミキサーにかける。
・小鍋に戻し、豆乳を少しずつ加えながら伸ばし、とろみ加減を見ながら加える。塩こしょうで味付けする
・冷蔵庫で冷やす
・ボウルに盛り付け、刻んだチャイブと亜麻仁油をトッピングする
※ 昆布水というのは、だし用昆布を浄水に一晩漬けた水です。
ミネラルが豊富で
バテ気味の夏に
そのまま飲用できます。
我が家はいつも
昆布水で汁物を作ります。
そして、
スープにご飯を加えることで
とろみがつきます。
ひき肉はウインナーにしても美味しいです。
マイレシピですが、
お肉やだしが絶妙に入り混じり
深い味わいのするビシソワーズスープです。
食欲が減退する暑い日の夜に
チャイブをトッピングした
ビシソワーズスープは
食欲をそそられる香りと共に
栄養価の高いおススメの一品となるでしょう。
スープの上に
オリーブオイルなど
植物オイルをかけると
まったりとした
絶妙な味わいになるから不思議です。
今回は、亜麻仁油にしてみました。
亜麻仁油は亜麻の(仁)タネから
生まれた油です。
亜麻は和名ですが
ハーブ名としては
フラックスと言います。
つまり、亜麻仁油は
フラックスシードオイルになります。
効能など詳しくは こちら からどうぞ。
自家製ハーブは
スープに添えると
不思議と土の香りがしますね..
本当に美味しくて
今年の夏はいろんな素材で
ポタージュを作り
刻んだチャイブをのせて
いただこうと思います。

上の写真は東京薬科大学
薬用植物園のチャイブです。
庭先でも簡単に栽培できます。
昨年、苗を購入し
我が家のお暗い庭先で
プランター植えしたチャイブ。
凍てつく寒い時期は
ぐんにゃりしていたのが
この頃、盛んに萌え出てきました。
チャイブの爽やかな香りと味わいを
薬味的な使い方で楽しむことができます。
ちょうど 1 年前に
チャイブを育て始めた記事があります。
良かったら、ご覧ください。
また、
チャイブを使ったお料理は
過去記事ですが
良かったら、ご覧ください。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物と共にある暮らしに癒されて
アロマとハーブで
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。