こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこ
更年期ママが笑顔を取り戻す
暮らしのサポーターです。
東京都薬用植物園の春を
シリーズでお伝えしています。
今日は、
珍しい花を紹介したいと思います。
まず、林の中に生息している植物から
キンランです。
明るい林の中にぽつぽつと
きれいな黄色い小花が
時折、姿を見せてくれていました。
確か、金蘭と銀蘭があったかと思います。
林の中で中で散在していたため
ネームプレートが見当たらず
薬用植物園のサイトで調べました。
以下、引用しますね。
キンランはラン科の植物です。
柔らかな花は黄色で
唇弁には赤い模様があります。
落葉樹林に生息するある種の菌類と
共生関係にあると考えられ
キンランだけ掘って移植しても
栽培できませんとのこと。
独りでは生きられないんですね。
しかも、キンランは
絶滅危惧Ⅱ類だそうです。
環境省のサイト ではレッドリストとして
絶滅のおそれのある種を
カテゴリー別にしています。
絶滅危惧Ⅱ類は絶滅の危険が増大している種
ということで、
林の中にまばらに見える姿は
希少な存在であることを示しています。
そして、
林の中でぽつぽつ見られたのは
自生していたキンランのようです。
所々で、黄色の姿を捉えると
まるで宝物に出会えたような気持ちになりました。
次に紹介したいのは
温室で栽培されている植物です。
ヒスイカズラ。
異様な色合いに異様な姿形。
翡翠色から来ている名前は
美しい植物をイメージしがちですが
上を見上げると
幾つかのヒスイカズラが
こんな風に、ぶら下がっていました。
以下、東京都薬用植物園のサイトから
引用します。
ヒスイカズラはマメ科の植物です。
フィリピンの熱帯雨林に産する
つる性常緑木本。
春から初夏に下垂する花序をつけます。
花序は 1m 以上に達することもあります。
熱帯地方の植物って不思議です。
匂いが強いもの
色がどぎついもの
見たこともないカタチ
生き物が繁殖するジャングルの中では
工夫を凝らした繁殖器官など
自己主張しないと生き延びれないのでしょうね。
蝶形花と言われるだけあって、
まるで蝶が飛んでいるかのような花です。
温室と言えば、必ず水場があります。
東京都薬用植物園の水場は
ちょろちょろと岩肌を伝わって
滝が落ちる清々しい物音がします。
凍えるように寒い日は
温室の中を行ったり来たりしているうちに
身体が芯から温まり
お日さまの光が強く汗ばむ日には
びっくりするくらい
涼しい温室。
まるで、砂漠の中で突然姿を表す
緑のオアシスのようです。
熱帯地方の植物は観ているだけで珍しく
温室の中を静かに流れる風が心地よい。
今日は
東京都薬用植物園の春シリーズとして
珍しい花をふたつ紹介しました。
・キンラン
・ヒスイカズラ
お日さまと土と風と水を感じながら
植物たちにすっかり癒されました。
アロマとハーブで
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。
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