こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこです。
コロナ禍も収束に向かい
2 月から東京都薬用植物園を
月 1 回訪れたいと考えるようになりました。
いつか、ハーブ園のガイドができるように
なりたいんですね。
そんな訳で、毎月訪れて植物たちを観察し
学んでいきたいと思っています。
今日は 3 月の様子を
お伝えしたいと思います。
2 月に訪れた時は茶色の世界でしたが
早春ともなると幾つもの花が
咲き始めるものです。
ゆっくりと木立の合間を
歩いていきくと、
遠くに見ゆるは
黄色いサンシュユ。
先月から花開いていたサンシュユが
もう大好きなんですね。
見かけると旧知の中のような気持ちになりました。
前回、記したサンシュユについて
詳しいことは こちら からご覧ください。
先月、訪れた東京薬科大学植物園で
サンシュユには香りがあることを知りました。
2 月にはほころび出していた
サンシュユの黄色い花が
そろそろ終わりに近づいている様子。
そのためか、
鼻を近づけたのですが、
残念ながら
特に香りは感じられなかったです。
早春にほころび出していた姿は
より一層磨きがかかって
明るい日差しの中で
小さな炎を燃え立たせていました。
春というのは
なぜ、黄色い花で溢れるんでしょうね..
次に目のついた黄色い花は
トサミズキでした。
トサミズキは
まるで昆虫が羽化するように
花がこぼれ開いていました。
マンサク科のトサミズキは
絶滅危惧種であると
ネームプレートが告げていました。
見上げるほどの大木でしたよ。
そして、
街角でもよく見かける
春の黄色い花といえば
レンギョウがありますね。
そのレンギョウの近い種として
モクセイ科のシナレンギョウがあります。
明るい林の中で、
特別にロープで囲われ
大切に育てられている様子でした。
明るい林の中で
シナレンギョウのある一角だけが
華やかな空間を作っていましたよ。
春の花には黄色い花が多く
個人的には幸せのシンボルのように
感じられるカラーです。
最後に紹介する黄色い花は
やはり、福寿草です。
キンポウゲ科のフクジュソウは
2 月の早春に土の中から
むくむくと姿を表していたのを
こちら で紹介しています。
早春の花には有毒植物が多く
フクジュソウも例外ではありません。
土の中から大きな花が顔を出す様は
少し怖くもありますね。
その時の様子をご覧ください。
この姿が同じフクジュソウだと
どうして思われますか?
全く異なる植物のように見えるのは
私だけでしょうか?
同じ花に見えないものだから
先月見かけた場所やネームプレートを
何度も確認してしまいました。
成長した後の方が
確かにキンポウゲ科に相応しい
葉っぱの形状と花の雰囲気があります。
植物というのは様々な側面から
いろんな驚きを与えてくれ
いろんな姿を見せてくれる
刺激に満ちあふれています。
今日は春の黄色い花として
・サンシュユ
・トサミズキ
・シナレンギョウ
・フクジュソウ
4 種類についてご紹介しました。
底冷えした 2 月とは異なり
多くの来園者が訪れ
カメラを片手にテクテク歩いていましたよ。
無料で入れる魅力も手伝い
お近くにいる方が気軽に訪ねている様子。
4 月中旬には薬草教室もあるとのことです。
過ごしやすい季節に
コロナ禍の収束も伴い
ますます来園者は増えるでしょう。
次回は、ピンク色の春の花を
紹介したいと思います。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに癒されて
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。
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