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3 月の山の家の様子 その 1

こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す

暮らしのサポーターです。


まだまだ肌寒い

早春の山に出かけてきました。


山の家も古びて

屋根や壁、朽ちたデッキの改修が必要になり

業者とのミーティングを控えていました。


業者と会う約束をしたので、

家族と一緒に山を訪れた次第です。



折りしも、スギ花粉が大いに飛散し

花粉症でない私でも目元がかゆく

気づけば、こぶしでゴシゴシかいて

目がしょぼしょぼしています。


車を降りると

目の前に杉の花が

風に揺れていました。。


スギ花粉と言っても

実際に杉の花から

飛散する花粉を見る機会は

なかなかありませんでしたが


指で弾くと

ばーっと黄色い風が

巻き上がったのには驚きでした。







間近でみた杉の花


そう言えば、山に来る道中、

山全体がどうもにも黄身がかっていたのは

花粉を蓄えた花の色だったのですね。


納得です。





そして、その杉の背後に立つ

名も知らぬ木々の芽が

まあるく膨らんでいるのを認めると

春が生まれてくるようで

何やら嬉しくなりました。







そして、春になると

いつも真っ白な雪を降らせてくれる

ユキヤナギも健在です。


このユキヤナギ、実は

家の脇に一列にあったんです。


でも、毎年、小さな白い花から生まれる

こぼれ種から新たなユキヤナギが生まれ

どんどん株は大きくなるは

新しい株は増えるはで

どうしようもなくなり

川沿いに植え替えたんですね。


川沿いに来た途端、

新しい株の芽生えがなくなりましたが

その反面、元々の株が太く逞しくなりました。


そのユキヤナギにも小さな新緑を

見つけることができました。








やぶ化したユキヤナギには

5 月ごろ、真っ白に

雪をかぶることでしょう。



その後、庭に回ると

ずっと懸念していた

クリスマスローズが

花を咲かせていました。







山の家の壁の洗浄液によって

玄関脇に毎年花を咲かせてくれる

クリスマスローズが

ダメになってしまうとのことで


仕方なく、昨年のクリスマスに

大きな植木鉢 3 個に

植え替えたんですね。


自宅に帰宅してしまえば、

なかなか山の家に来ることもできず

水やりなど世話人は皆無。


もしかしたら...


そんな不安は拭いきれず

この 3 ヶ月を過ごしていました。


葉っぱは全部壊滅していましたが

花を咲かせるばかりでなく

新しく大きな芽も株の根元から

生まれている様子。


ホッとしました。


そして、たっぷり水やりしました。


白いクリスマスローズが

見当たらないのが気になりますが


とりあえず、胸をなで下ろしました。


何しろ、この 20 年ほど

静かな環境で生き続けてきた訳ですから

それにストップをかける

訳にはいかないんですね。








そして、


びわの木に可愛らしい実が

たくさん成っていました。


びわは成長が早く、

いつの間にか薄暗い木陰を作ります。


この初夏には

2 度目の剪定を予定しています。


葉っぱは主に入浴剤にして

暮らしの中で活用しています。


オレンジの実が成っているところは

これまで見たことがないのですが、

野鳥やサルのエサにでも

なっているのでしょうか...



剪定と同時に

大量のびわ葉っぱが手に入るので

今から楽しみです。


剪定された木の幹は

薪ストーブの薪になるんですね。






この滞在中は、

改築の足場を組む邪魔になるからと

月桂樹が剪定され薪になりました。


家の中にある薪かごの上に

置かれた月桂樹の幹は

しばし、乾燥されていくんです。


火にくべれば、

良い香りがするのでしょうか...


月桂樹の幹であたたまる。。

今年の冬が楽しみです。




月桂樹は一年中緑なので

その昔、不老不死の象徴であったそうです。


そして、


古代ギリシャの人々は

月桂樹の葉っぱを雷や魔物、病気から

身を守ってくれるハーブとして考え

家の表玄関のそばに

月桂樹を植えていたそうです。


(スピリットとアロマテラピー 

  バブリエル・モージェイ著)



そうとは知らず、

我が家も玄関脇で生い茂っています。


守神だったのですね。




ここ最近、我が家では

月桂樹の剪定で得られた

月桂樹の葉っぱの在庫を

大量に抱えています。



月桂樹の葉っぱは

ローリエとも言われますね。


ローリエは

日々の料理だけでなく

最近では入浴剤にすることを覚え


ようやく、大きなガラスびんの

2 / 3 になったところです。


まだまだ十分に在庫はあります。


なので、


今回の剪定で生まれた

月桂樹の葉っぱは

自宅に持ち帰らず


段ボールに入れて

山の家の片隅に置いてきました。


箱の中で

しっかり乾いてもらいます。








今日は 3 月の山の家にまつわる

あふれる春の様子を

思い出すままに書いてみました。


普段忙しく過ごしている身には

非日常な山の家の時間が

ゆったり大らかに回っているようで

とてもリラックスできましたよ。




びわや月桂樹については

これまでも色々書いています。


良かったら、カテゴリーから

アーカイブをのぞいてみてくださいね。



次回は、


山が生む清らかな水がテーマです。







アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし

起糸でした。


バイバイ。





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