こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこ
更年期ママが笑顔を取り戻す
暮らしのサポーターです。
今日は精油を使ったセルフケアの
一例を紹介したいと思います。
実は、
早朝に家の階段から落下しました。
それは瞬時の出来事で
思いもしなかった事故でした。
空中に舞った時
全てを悟り全てを覚悟した
自分がありました。
衝撃が何度もありました。
行く先々であれにぶつかる!と
目もつぶらず
走馬灯のように
ぶつかるイメージが
闇雲に見えました。
こればっかしは
避けきれない!と
最後に覚悟を決めた首打ち
ワイン箱の縁に
思いっきり首を
したたかに打ちつけたのです。
息が止まるかと思いました。
寝っ転がった私は
何度も痛い痛いと叫んでわめいて
声を上げ、言葉を発することで
痛みから解放されようと
もがきました。
階段下には
正月に使っていた
ワイン箱がありました。
正月を過ごすための
食材保管箱でした。
早朝、足を踏み外して
階段から転落し
冷たい廊下にあった
ワイン箱の縁に
思いっきり
首を食い込ませた訳です。
思い存分わめいた後
冷たい廊下に
寝そべっていても仕方なく
恐々と起き出しました。
起きがけに
左の手首がひどく痛みました。
そして鏡を見ると
私の首には
ワイン箱の縁をかたどった
赤いラインが残りました。
1 日中残った
赤いラインに沿って
少し離れたところから
腫れが広がっていきました。
しばらくは
首をねじることもできず
脳しんとうを起こしたように
頭がクラクラしました。
手首もひどく痛み
お皿を洗いながら
左手でお皿を持つのも難しく
左手って日常的に
案外使っていることを思い知り
逆に驚いたりして..
階段から落下したその日は
首の痛み、手首の痛みに
顔をしかめながら
過ごす羽目になりました。
昼下がりの午後は
デスクで過ごし
ちょっと足元に触ると
痛みが走り
その時になって、ようやく
脚も痛めたことに気付きました。
夜のバスタイム
脱衣すると
あらわになった脚は
ゲンコツよりも
大きなたんこぶが
ぼっこり盛り上がり
赤黒く内出血の様子が痛々しい。
そんなに大きなたんこぶを
見た経験も作った経験もないだけに
それが自分の脚にあるなんて
驚くより他はなく
それを家族に見せて
ひどい思いをしたことを
告白し始めたんです。
たんこぶだけでなく
左脚全体に擦ってぶつけた
痛々しい打撲跡が
見るからにおぞましく
触ると痛みが走り
熱を持って
腫れ上がっていました。
それを確認すると
お風呂上がりのために
高濃度の精油を含んだ
トリートメントオイルを
やにわに作り始めました。
香油づくり
ホホバオイル 10ml
ファーナスオイル 10ml
精油ヘリクリサム 2ml
先日使い切った
カレンデュラオイルのびんを
使って上記の素材を
混ぜ合わせました。
壁にわずかに残っている
カレンデュラオイルも含まれて
擦り傷の肌に優しいかも
そう考えたんです。
薬用植物から得られる精油は
必ず希釈して使います。
精油の低濃度使用は
アレルギーや皮膚炎など
あらゆるリスク回避に
大事なんですね。
アロマテラピーとして
精油が使われるようになった
歴史は浅く
生体内でどのように代謝されるか
精油の安全性に関わる研究は
発展途上にあります。
香料業界に身を置いた
プロフェッショナルな方から
できる限り低濃度で使用するよう
念を押すように話されていたのを
いつも思い出します。
私は常に
一般的に使われている
精油濃度よりも
極力少なめに計算して
精油濃度を決めています。
いつも 1% 以下に
希釈しています。
しかし
今回のような事態は例外です。
日常的に使う濃度を超えて
高濃度に支度しました。
いつもね、
どこかに膝をぶつけて
内出血した時
ヘリクリサムを含む
トリートメントオイルを塗り
赤あざや青あざを
早めに治していたんです。
体内に溜まった血液を
分散させてくれるんですね。
お陰であざが早めに治っていました。
これまでは
小さなアザに対応していました。
今回の大きなアザにも
きっと効果を上げてくれると
期待しています。
まず、その週は
高濃度のヘリクリサムを含む
トリートメントオイルを
局所だけに塗って
セルフケアしていきます。
数日は朝・晩の 2 回塗布し
その後は夜のお風呂上がりだけ
塗布しました。
週末はお休み日です。
高濃度ヘリクリサムを含む
トリートメントオイルは
塗布しませんでした。
痛みは取り除けないのですが
オイルを塗布すると
植物の優しさが伝わってきて
気持ちが和みました。
就寝時は
打撲したカラダ左半分は
痛みで寝返りが難しく
翌朝、目を覚ますと
大きな衝撃を受けただけに
身体全体が歪みを矯正するような
疲れが残っているのを感じました。
今日は 1 日無理せず
ゆったり過ごそうと思います。
ヘリクリサムについて
イモーテルとも言われています。
精油濃度は
私個人の見解をもとに計算し
トリートメントオイル用に
仕立てたものです。
一般的に使われる濃度ではないため
くれぐれも真似せぬように。
1 週間に 1〜2 日は
必ずお休み日を挟みます。
安全性ガイドラインは
下記に示します。
安全上のアドバイス
皮膚刺激を避けるための
最大皮膚使用量 0.5%
精油の安全性ガイド
ロバート・ティスランド
ロドニー・ヤング著から
この週末は
夫がせっせと階段のへりに
滑り止め加工してくれました。
歳をとってから脚が悪くなり
階段を踏み外す前からずっと
いつも壁に手を当て
そろそろと階段を降りていましたが
スリッパ裏にゴムが当たって
ガッチリ地に足が着いた感じに
大きな安心感を覚えます。
自宅の階段から落下して
命を落とす方も多いそうです。
階段は命取りになる危ない箇所
ということを認識した事件でした。
セルフケアのまとめ
<事故のあった週>
10% 濃度ヘリクリサム
トリートメントオイルを
数日は朝・晩に局所塗布します。
着替えの時に塗りました。
<週末>
お休みします。
< 2 週間目>
10% 濃度ヘリクリサム
トリートメントオイルを
ジェル基材の量の1/10 を
混ぜ合わせます。
つまり、
1 gのトリートメントオイルに
9 gグラムのジェルを合わせます。
お風呂上がりに局所塗布します。
ヘリクリサムの濃度を減らして
皮膚吸収しやすい
ジェルにして使います。
<週末>
お休みします。
アザになった部分は
ほとんど消えてしまいました。
大腿骨の所が若干
残っているくらいです。
< 3 週間目>
2 週目と同じジェルをほんの時々
お風呂上がりに局所塗布します。
※ 必ずジェルは冷蔵庫保存します。
私個人の方法なので
真似はしないように
お願いしますね。
アロマとハーブで
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。
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