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中医薬膳師を目指して 4 月


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。


月に 2 回中医学の学校で

薬膳を学んでいます。


薬膳師コースは 1 年間の

カリキュラムが組まれています。


約 30 名ほどのクラスメートとともに

朝の 10 時から夕方の 4 時まで


中医学の理論から薬膳の調理実習までを

丸一日かけて学んでいると


皆が皆、毎回、顔を合わせることが

楽しみで仕方がなくなるようです。


半年も続けていると

自然と信頼関係が生まれるようで


お花を習っている方から

招待チケットをいただければ


声を掛け合って一緒に観に行ったりします。


毎月、難しい宿題が課されるのですが


それも皆で励まし合いながら

なんとかこなしています。


年配の女性も多く


そのためか

切磋琢磨という感じはなく


ゆったりのんびり

微笑みながら学んでいる

始終落ち着いた雰囲気で


マイペースで亀の歩みの私などは


とてもリラックスできる

心地よい場所になっています。


講師の先生方も気持ち良い当たりで


分からないところや

なんでもないおしゃべりまで

気軽にお話しができて


多くの生徒さんたちに囲まれながら

先生方も自然と学生の中に溶け込んで

時間を過ごしている様子。


とても良い学び場になっています。





さて、4 月に習った薬膳は

以下のとおりでした。


・糖尿病のための薬膳

・便秘のための薬膳




今月から薬膳師コースも

上級編に入りました。


上級になると疾病のための

具体的な食事療法としての

応用薬膳を学びます。




まず、糖尿病のための薬膳は

こんな感じでした。





糖尿病とは、血液の中の血糖値が異常に高くなる病気です。

(薬膳の基本 辰巳洋著)



健康診断では必ず血糖値を計るために

食事は抜きで挑みますよね。


糖尿病は


血糖値が高く維持されて

ひどくなると


組織が腐ってしまう

壊疽(えそ)を起こし


手足を切り落とさなければ

ならなくなったりする

恐ろしい病気です。


現代病と思いがちですが


NHK 大河ドラマ「光る君へ」に

出てくる藤原一派も

糖尿病で亡くなっています。





主な症状としては


多飲・多食・多尿・消痩(しょうそう)

(薬膳の基本 辰巳洋著)





消痩(しょうそう)というのは


筋肉が痩せて体重が異常に減少すること。

(中医用語辞典 辰巳洋主編)




糖尿病のための薬膳で

よく使われる食薬は



・熱を取り津液を作るもの

・陰液を補い腎を養うもの




津液とは


体内の水液の総称。


陰液とは


営養を豊富に含んでいる体液の総称。



専門用語が多いですが

営養=栄養です。




ここで、


中医学とは関係ないのですが


糖は水分を抱え込む性質があると

よく言います。


多糖類を多く含むハーブでは

お茶にすると水分を抱え込んで

とろみを生みます。


体内に基準値以上の糖を持つと

糖に体内の水分を持って行かれてしまい


その分の水分が欲しくなるというのも

想像に難くないですね。




糖尿病のための薬膳では


身体の熱を冷まし

水分となり

腎臓を保養する食薬を

取りなさいということですね。





次に、便秘のための薬膳は

こんな感じでした。





年齢に関わらず便秘がちという話題は

よく耳にします。


ひと月以上も出ないなんてざらよと聞くと


普段食事をしながら

そのままお腹に溜め込むというのは

大丈夫だろうかと心配になります。




薬膳では年齢を加味して

食薬を選ぶことを学びました。


ご高齢な方にはゆるやかに効くものを

ということでした。


排便には体力を要するということでしょうか。





年に一回の健康診断では

胃の状態を観るのに

バリウムを飲みます。


真っ白なヨーグルトジュースのようで

毎回美味しくコクコク飲んでしまうのですが


検査後は必ず下剤を飲まされます。


排泄されず体内に残ると

バリウムはすぐにもセメント化してしまい


腹部を切開して

取り出さなければならないからです。



普段、薬を飲まないためか

薬剤を飲むとすごくよく効きます。


帰宅して昼食をとると

まもなくバリウムが排出されるのですが


下剤の威力というのは凄まじく

これ以上何も排出できないというのに


半日は下腹部がロート状に変形して

是が非でも出させてやるみたいな

薬剤の威力を目の当たりにします。


確かに体力のないご高齢の身には

緩やかな効き目の食薬を使いなさい


というのは頷けます。




便秘を改善するための薬膳では

繊維質が豊富なものを取ります。


それとともに

症状によって食薬を使い分けます。


一口に便秘と言っても

根本的な原因は色々あるようです。


身体の熱を取るもの

気を巡らせるもの

臓腑を温めるものなどなど


いろんな食薬はありますが

症状に合わせて薬膳を組み立てます。



薬膳を学んでいくうちに

薬膳は単なる滋養強壮的な食事ではなく


さまざまな体調不良の症状に合わせて

個々に献立を組み立てていく

食事療法なのだということが

段々と分かってきました。



そして、今月の課題は


この症状の人にはどんな薬膳を作りますか?

というお題がたくさん出されて


実際に自宅で試作したりしました。


でも、病気の根本を考えずに

食薬を当てはめて献立を作っても


その病気の状態は改善しないんだということを

痛いほど学びました。


例えば、


寒くて仕方のない人に

冷たいゼリーを与えるような


そんな献立では具合の悪い人は

一向に良くならないよということです。


薬膳と一口で言うのは簡単ですが


複雑な診断のもとに

考えていく必要があることが


そろそろ理解し始めています。


薬膳を組み立てる前に


やはり、中医学をマスターすることが

必要になってきました。


これは一年間のカリキュラムでは

まかないきれません。


中医学・薬膳の習得には

最低でも数年かかることが

クラスメートの間でも

話しにのぼるようになりました。




それでも、まずは

中医薬膳師を目指して


カリキュラム後半を


薬膳仲間と共に

頑張っていきたいと思います。





4 月に習った薬膳は以下のとおりでした。


・糖尿病のための薬膳

・便秘のための薬膳


次回はどんな内容だろうか..


そろそろ、復習を始めて

卒業テストに備えようと思います。









お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。



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