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はじめての薬膳茶と茶菓 4 月


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。


私は中医学の学校へ月に一回

薬膳茶と茶菓を習いに通っています。


5 月で修了なのですが


丸一日かかる薬膳コースの翌日にと

二日間講義が続きます。


ゴールデンウィークの

疲れが残っている後だけに


ばったり倒れてしまうことが予想されるため


無理せず、


最終回はキャンセルすることに決めました。


なので、今月で薬膳茶と茶菓は

おしまいと相成りました。





普段、お店でわざわざ和菓子を

買い求めてまでいただくことはないのですが


昔、茶道を習っていた時に

出される茶菓のほとんどが


見た目は美しくとも

合成着色料を使ったお菓子ばかりでした。


合成着食料を口にすると

肝臓の負担が大きいため


彩り良い和菓子が

体に悪いものと感じられ


茶道を続けることで肝臓を痛める

そんなイメージにつきまとわれていました。


この一年間は


そんな和菓子が全て

自然な色合いを大切にしながら


体に負担の少ない

薬膳的な意味合いを持たせた茶菓で


和菓子のイメージが変わったのは

言うまでもありません。




時折、ほんのちょこっとでいいから

甘いものが欲しいなぁと思います。


そんな時、和菓子はちょうどいいサイズ。


季節が感じられる小さな和菓子を手作りして


家族ともどもいただくのは

とても幸せを感じます。




さて、今月は次の薬膳茶と茶菓を習いました。


・きんつば

・粟ぜんざい

・菊金銀花茶




粟ぜんざいと菊金銀花茶
粟ぜんざいと菊金銀花茶



ぜんざいは江戸時代から人気の菓子だそうで

茶道では晩秋の炉開きに出されるのだとか。


私はいただいたことが記憶にないんですが

試食するととても美味しく


浅草近辺に美味しいお店があるそうで

一度行ってみたいなぁと思いました。


ぜんざいには必ず

お新香が添えられるようで


甘味と塩味が絶妙にマッチしていました。




きんつばを作っています
きんつばを作っています



きんつばは案外簡単な作り方で

驚いています。


金つばの名前の由来を

聞きました。


刀のつばから来たきんつばは

はじめは丸かったようですが


次第に楽に量産できるような

四角い形になっていったようです。


関西の方では

銀つばという名前だそうですね。



和菓子はあんこを使うことが多いですよね。


あずきや白いんげん豆、青豆など


中医学的に

豆にはそれぞれ薬膳的解釈があります。


薬膳として使う場合は

豆も使い分ける必要があるのですが


みんなでいただく和菓子は

色合いであんこの種類を

選ぶことが多々あります。



薬膳茶はたくさんの菊の花を使いました。


キンギンカというのはスイカズラの花です。


たくさん出る茶がらは捨てずに

私たち生徒が少しずつ分け合って

自宅に持ち帰ります。


再煎と言って

同じ茶葉でいただくことができます。


菊の花はお茶でもいただきましたが


ほうれん草のおひたしに

一緒に和えてみるのもおすすめです。


菊の花は秋が深まると市場に出回り


これまでは、


目に良く、頭痛を和らげる菊の花を


秋になるまでじっと待ち

買い求めていましたが


菊花茶として購入することで

お料理にも使うことができることを


今回学ぶことができました。





今回で修了となる

はじめての薬膳茶と茶菓 4 月では


・きんつば

・粟ぜんざい

・菊金銀花茶


について学びました。



時折、手作りしては

季節を味わっていきたいと思います。






お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。







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