こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこです。
今日は、
中医学の学校での
薬膳の学びについて
お話ししたいと思います。
今年も残りあとわずかになりましたね。
皆さんは、今年一年を振り返って
いろいろ思い出されることでしょう?
私は、先々を見越して
暮らしている訳ではないのですが
好きなこと、やりたいことが
明確になっているため
やりたいことが
実践できているかどうかで
一年の締めくくりを
自分なりに評価しています。
今年も激動の一年でしたが
思い起こせば、やはり、
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに
癒されていたようです。
日頃から植物に親しみ
それらを用いたヒーリング
ワークを行っています。
その一つに薬膳があります。
日本では生薬と言われている
薬用植物を用いて
薬膳では献立を作ります。
その薬膳を本格的に学び始めて
1 ヶ月が経ちました。
薬膳は本草学から成り立ちます。
本草学では植物ばかりでなく
動物や鉱物も薬用として用いられます。
けれども、
中医学の学校では(日本では)
植物を暮らしに
取り入れることを学びます。
歳をとってから
昆虫が苦手になったので
私的にはありがたいですね。
講師をされている先生ご自身も
難しい学問と明言される
中医学の講義では
並行して学んでいる西洋占星術を
思い起こさせる部分が多く
長い歴史のなかで
東西で生まれた文明・文化に関する
学びが少しずつつながりを見せ始め
智慧に満たされた小宇宙の波際で
戯れる喜びを感じています。
ハーブ療法や芳香療法などが含まれる
自然療法の根源には
やはり本草学があって
古来では植物ばかりでなく
動物や鉱物も用いられていました。
実は、
その考え方は漢方にもあります。
そんなことを考えながら
今日も植物の世話をしています。
薬膳の学びが
本格的にスタートしたのが 10 月。
その記事については
下のリンクからご覧いただけます。
毎月、2 回講義と実習があります。
2 回目の実習の後に
自己紹介がありました。
生徒ひとりひとりが立ち上がって
自己紹介するのです。
私は薬用植物園通いをしていることに
植物への愛情を織り交ぜて
くこの実をなす植物を一例に挙げて
お話しさせていただきました。
私の自己紹介内容が
とても心に響いた方が
今月の 2 回目の講義の日に
私の後ろに座られ
植物園の話題で盛り上がりました。
今、くこの実が真っ赤に熟している。
くこの実はシワシワだけど
ぴんと皮が張っていて
日の光の中でルビー色に輝いて
思わず声を上げてしまった。
(上の写真は東京都薬用植物園からです)
そんなお話をしたところ
あぁ、植物園へ行ってみたい
そんな風にため息を漏らされたので
ルート案内をしてみました。
私を通して
普段の暮らしにも
植物への関心がふくらんで
植物が持っている働きを
暮らしに簡単に取り入れられることが
世間に広まったらいいなぁと思います。
講義内容はとうとう
中医学の基本概念をなす学説に入りました。
よく陰陽五行説と聞きます。
でも、実際に学んでみると
学説と言われるものは
実はいくつもあることを知りました。
そもそも、中医学は
個人が抱え持つ特色に合わせて
病を観る(診断する)そうで
薬膳は治療方針の一つに過ぎず
個人の特色を見極めるのが
学説による分類のようです。
その学説に
陰陽学節や五行学説などがあり
それぞれの学説は
ひとつに完成されたものなので
多方面から個人の特性を
観ていくための方法として
活用するのだそう。
中医学=陰陽五行説とばかり
考えていたので
何も知らない人間の浅はかさを
感じて恥ずかしくなりました。
今後の講義が楽しみで仕方ありません。
さて、11 月の薬膳はふたつ習いました。
・夏の薬膳
・秋の薬膳
薬膳の実習では
中医学をよく知らない人向けの
テキストを用いているそうです。
なので、個人に当てた薬膳ではなく
ご家庭で薬膳を作ってみたい時の
ガイド本として
献立が掲載されています。
おおむね、季節ごとの献立が
掲示されているので便利な一冊です。
夏の献立
・緑豆
・冬瓜
・苦瓜
秋の献立
・白木耳
・きのこ
・鶏肉
ざっと書き出してみましたが
確かに、手持ちのレシピ本を
参考にしていた時代の
知識の範囲内にあります。
緑豆が夏に良いということは
薬膳茶を習ってから知りました。
そちらの記事は下のリンクから
ご覧ください。
鶏肉料理は大好きで
クリスマスにローストチキンを
よく作ります。
今回はお腹に詰めるものが
中薬(生薬)になるので
スープも優しい味わい。
とても美味しかったので
いつか再現してみたいと思います。
今日は、
中医学の学びや
11月に習得した薬膳について
綴ってみました。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに癒されて
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。
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