こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこです。
今日は、
10 月中旬に出かけた
東京都薬用植物園での
植物たちの様子を綴っていきます。
・サンシュユ
・冬山椒
・タデアイ
・ウコン
今年の秋は例年にないくらい
暑い日もあり
マメ科やアオイ科などの
夏に旺盛だった植物たちが
まだまだ威力を発揮しているような
そんな印象を受けました。
そして、
ウイキョウなど
二度咲きしているハーブもありました。
しかし、
実りの秋を迎えて
柿や柑橘類、さんざしなど
徐々に膨らませていた果実たちは
彩りを増してきているようでした。
特に、
春がやってきてまだまだ肌寒い時期
黄色い希望の色を咲かせていた
サンシュユの実が赤くなっていたのは
とても嬉しかったです。
サンシュユは
植物園に通い出した今年の 2 月に
初めて知った植物でしたから
ずっと、その成長の推移を
見守ってきていたからです。
サンシュユの赤い実について
詳しくは東京都薬用植物園から
以下、引用します。
薬用部位は果肉部分で、果実が紅熟し始めた時期に収穫し、核を抜いて乾燥します。
漢方では八味地黄丸の構成生薬で、民間療法では薬用酒にして強壮剤とされます。
医療、医学は
西洋も東洋でも
お酒が作られるようになってから
発展してきました。
なので、
薬用酒というのは
ハーブ療法で用いるチンキ剤も含めて
とても興味深く
普段から、私も調整しているので
この記述にとても興味を持ったんですね。
それで、
果実が赤くなる秋を心待ちにしていました。
赤くなるのを待っていたのは
サンシュユばかりではありません。
山椒の実も
見てみたかったものの一つです。
山椒は丸ごと一本
健康や暮らしに役立てられる樹木です。
山椒について
詳しくは過去記事をご覧ください。
山椒の葉や青い実は
お料理に使うのでよく知っていますが
実のところ、
赤くなったところは
見たことがありませんでした。
生薬としては赤い実の皮を使うそうです。
タデアイの花がまだ咲いていました。
その桃色の花の上で
蝶々が交尾していました。
それがピクリとも動かず
作られたハートが
実に様になっていたんです。
タデアイの茎葉は
古来より藍染など
インディゴの染料として
使われていますね。
花は意外にも
可愛らしい桃色なんです。
ショウガ科のウコンが
ゴージャスな花を咲かせていました。
初めて見るウコンの花に
声をあげてしまいました。
ウコンと言えば、ターメリック。
カレーを作る時など
スパイスとして使われていますね。
生姜のような形の根茎は
切ると黄色い断面を見せてくれます。
クルクミンという色素ですね。
肝臓の働きを助けてくれることから
スーパーなどで
飲み過ぎた後のドリンク剤として
ウコンの名前は見かけた方も
多いのではないでしょうか。
それにしても大きな葉です。
扇のような葉の群れが
とても目立っていました。
今日は、
秋の薬用植物園から
ようやく目にすることのできた
植物たちの様子をお伝えしました。
・サンシュユ
・冬山椒
・タデアイ
・ウコン
秋の空は高く青く澄んでいました。
次回も、植物のお話しが続きます。
お楽しみに!
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに癒されて
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。
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