こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこです。
今日は、
気持ち良い朝に
ハーブを収穫したお話しと
ハーブを使う手仕事のお話しです。
我が家は三方を戸建に囲まれ
猫の額ほどのお暗い庭を持つ
都内ではごく一般的な家ですが
唯一、
日当たりの良い場所と言えばベランダです。
そのため、お暗い庭先だけでなく
ベランダでも植物を育てています。
この夏は猛暑続きで
洗濯物を干しに
考えもなくベランダに出たところ
これまで経験したことがないほど
灼熱地獄化しており
肌を刺す強烈な太陽光とともに
息もできないくらいでした。
ベランダの床間も
ギラギラの太陽に熱せられ
かなりの高温になっており
また、
つけっぱなしの空調機から
常に噴き出している温風のため
天から降り注ぐ太陽の光に輪をかけて
生き物が生息できないような
環境になっていました。
なので、
猛暑日はできる限り
朝早くか、あるいは、
夕暮れも過ぎた頃に時を選んで
ベランダに出るようにしていました。
ところが、
朝晩、過ごしやすい日が
多くなってきたある日
朝の水やりで
ベランダに出たところ
胸をすくうように
気持ち良い風があたり一面
吹き渡っているではないですか。
あまりの気持ちよさに
長居したくなりました。
この夏伸びきった枝葉は
もうもうと茂っており
それらをきれいに剪定したり
肥料にしているコーヒーかすを
植木鉢の隅っこに入れ込んだり...
始めるとキリがないのですが 笑
ハーブの収穫をした訳です。
ハーブは手頃の長さにカットして
きれいに洗いました。
長方形のカゴの上に並べると
とても良い香りがして
見ているだけで気分が上がります。
今回収穫したハーブは 4 種類..
・ローズマリー
・レモンバーベナ(香水木)
・ブラックベリーリーフ
・ワイルドストロベリーリーフ
庭先で収穫したハーブの使い道は
大抵、混ぜ合わせてお風呂に入れる
入浴剤にしています。
ところが、
夏は雑菌が繁殖しやすい。
朝風呂に入ったり
洗濯に湯を使ったりするので
抗菌作用のある天然アロマ(精油)で
夏の日のための入浴剤を作るんです。
天然アロマは
一夜を明けて湯が腐るのを防いでくれます。
気温が低くなってきたら
ハーブの入浴剤に切り替えます。
袋に詰めたハーブから
湯の中に成分がしみ出て
黄色っぽいお風呂になります。
草の香りのするハーブのお風呂は
とても癒されるんです。
それで、
時間を見つけては
ハーブの入浴剤を
こまめに作り置きしています。
出来上がった入浴剤は
乾燥剤の入った袋へ
まとめておきます。
乾燥しているとはいえ、
保存中のカビ対策は必要です。
食品と同じ扱いですね。
これからの季節は
あったかなお風呂が恋しくなりますね。
そんな楽しみが倍増する入浴剤です。
時には、
ローズマリーとかよもぎなどで
アルコールにハーブの成分を抽出させ
ハーブ酒(いわゆるチンキ剤)を
作ることもあります。
チンキから消臭のためのスプレーや
手足の乾燥を防ぐ保湿剤(バーム)を
作ったりします。
ハーブティーのブレンドに入れたり..
(レモンバーベナをほんの少しお茶に足すととても美味しくなります)
(のどの痛い時にはブラックベリーリーフやワイルドストロベリーリーフを少しだけお茶に足してみましょう)
収穫したハーブはお料理に添えたり
いろんな使い道がありますね。
レモンバーベナのこと、
ここでほんのちょこっとお話しします。
レモンバーベナについて
いろいろ知りたいと思い検索してみると
有用な情報が得られなかったので
植物園で探したところ
温室栽培されていることが分かりました。
庭先でも植木鉢で
簡単に栽培することができます。
水さえ与えていれば
スクスクとよく育ち
とても良い香りのする葉はお茶になります。
剪定した小枝を挿し木で増やすことも
簡単にできます。
冬になれば葉は落ち
春になれば若葉が萌え出てくる
素敵な植物です。
でも、一度として
花が咲いているところを
見たことがありませんでした。
ところが、
この夏、幾つもの花が咲いたんです。
育てている植物に
花の芽を見つけると嬉しくなりますね。
植物は生存が危うくなると
花を咲かせるそうですが..
そんな理由ではなく
レモンバーベナにとって
猛暑続きが単に心地良い
気候だったのかもしれませんね。
9 月が終わる今でも
つぼみがあるようです。
今日は、
植物とともにある暮らしから
恵みをいただくお話しでした。
今回収穫したハーブは 4 種類..
・ローズマリー
・レモンバーベナ(香水木)
・ブラックベリーリーフ
・ワイルドストロベリーリーフ
でした。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに癒されて
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。