こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこ
更年期ママが笑顔を取り戻す
暮らしのサポーターです。
月に一回、
中医学の学校で薬膳茶を
習いに通っています。
今日は、9 月に教わった
薬膳茶と茶菓にまつわるお話しです。
アロマとハーブに由来する
植物を詳しく知りたいと思い
月に一回二カ所の薬用植物園へ通っています。
生薬や漢方に由来する
植物も一緒に観察するようになると
東洋医学に自然と興味を
持つようになりました。
毎日、
体調管理のために
ハーブをブレンドした
お茶を淹れています。
そのことから、
お茶から入ってみようと考え
薬膳茶を習いに中医学の学校へ
今年の 6 月から通うようになりました。
実際、中医学の現場へ足を運ぶと
舌診断などの写真や生薬の標本など
あらゆる情報を目の当たりにします。
また、
座学で先生が説明されるお話しには
漢字表記の熟語が出てきます。
初日に気になり質問してみると
今日は調理実習もあり時間がないので
具体的に知りたい方は
薬膳のコースを受講してみて、とのこと。
ある日、
ネット上で漢方に関する講座を見かけ
これまでのモヤモヤとした
謎解きのきっかけに
なるかもしれないと考え
思い切って 3 回講座を
受講することに決めました。
「漢方を学び、日常生活に取り入れよう!」
という講座でした。
その講座はタイミングよく
今の私には大変有用な情報が満載でした。
そもそも、
西洋で発展してきた
ハーブ療法なるものが
中国では本草学と言われている..
そこまではこれまでの自主勉強で
気がつけたことでした。
でも、
漢方鍼灸治療センターの
緒方千秋先生が
さらに踏み込んで
私の頭のなかで
雑多に散らばった概念を
一気にひとつにまとめてくださいました。
明らかになったことは
西洋ハーブを利用する
ハーブ療法は生薬学を
基礎としているということです。
私が薬用植物園で知る得ることは
生粋の生薬学であり
生薬学=本草学ではないということ。
本草学には本草学たる表現があること。
そして、
ハーブティーの講座を作るに当たって
本草学を知る必要性が出てきたということ。
そんな具合に、
ワンステップ登れた訳です。
本草学とは一体どんな学問なのか?
そもそも、
薬膳とか食養生たるものは
一体なんなのか?
参照する書物が
これまでもよく見聞きしてきた
神農本草経ではあるが
そもそも、
神農本草経という書物が
一体どういう書物なのか?
その漢方に関する講座によって助けられ
私の理解力が一気に進む
きっかけを与えてくれました。
そんな訳で、
今回の薬膳茶の座学で教わった
「平性の食薬」という意味が
明確に理解できた次第です。
平とは、
本草学にある四気から来ています。
神農本草経で語られている
人体に与える影響を
本草学における薬理として
・三品分類
・五味
・四気
3 つの方法で説明しています。
四気は薬性が寒熱によって
区分されるもので
その中でも平は寒でもないし
熱でもない性質のことを言っています。
暖かく乾いた日には
涼性・平性の食薬を使い
涼しく乾いた日には
平性・温性の食薬を使うとのこと。
初秋である今回は、
温性でもなく涼性でもない
平性の性質を持つウーロン茶を
いただきました。
梅雨の季節の 6 月にも
いただいた薬膳茶です。
前回の記事は下のリンクから
ご覧いただけますよ。
お月見の季節に合わせて
月餅を習いました。
月餅は文字通り
中秋シーズンに
街中で売られるとのことで
卵黄で表面を艶出しするお菓子です。
写真は、調理実習の様子です。
月餅の表面に卵で艶出しする時は
きれいに卵をぬれるように
表面の粉をちゃんと払ってください
そんな注意をいただいたところです。
アラ還の私は、歳をとってから
口の中に残る甘いものが大の苦手で
夏場のアイスクリームは別として
普段、甘いお菓子はいただきません。
けれども、
今回習得した月餅は
中に入れるあんこに
くこの実や松の実が入って
ごま風味の味わいが香ばしい。
試食時に、
大変美味しくいただけました。
豊穣の秋をほうふつとさせる
大好きな濃厚フルーツケーキのよう。
先生がおっしゃるには
中身はいろいろ好みの具を
入れてみてとのことで
これは実際に
自分でも作ってみようと思いました。
今日は、
中医学の学校で習った
9 月の薬膳茶と茶菓に
まつわるお話しでした。
お日さまと土と風と水を感じながら
植物と共にある暮らしに癒されて
アロマとハーブで
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。