top of page

海を見に旅に出る


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す

暮らしのサポーターです。





今日は、


見知らぬ人たちと一緒に

非日常を体験する

海辺での旅について

綴ってみたいと思います。





コロナ禍が収束し

お盆休みや夏休みを契機に

旅に出かけやすくなりましたね。


ひなびた温泉宿にも

活気が戻り


シャッターが締め切られ

忘れ去られた景観を見せていた

片田舎の観光地にも


海を渡って人が押し寄せ


夏の風物詩である浴衣姿や

夜空を彩る花火を楽しむ光景が

ニュースを賑わせています。


また、


長い休みをとって田舎へ帰省し

久しぶりに親族と顔を合わせ

心の洗濯をした方も

大勢いらっしゃることでしょう。







山あいを清水が流れる場所に

家族と共に過ごす

山の家を手に入れてから


私は旅に出ることがありませんでした。


自宅は都内の込み入った住宅街にあり


空なんてちっぽけで


専業主婦という職業柄

ほとんど家の中だけに

生息しているような


そんな暮らしぶりでも


数ヶ月に 1 回ほど

山の家に出かけることや


茨城にあるアトリエに

月に 1 度は出かけることで

満足していたんですね。




それでも、


時折、


太陽の光を受けて

静かに波打つ大きな海原を

この目で見たくなります。


潮風に当たり、

海を眺めながら


自分の存在のちっぽけさを感じ

海辺の散歩がしたくなります。



それで、


海岸沿いに住んでいる

知人の陶芸家に


今度、陶芸習いに行くよと

伝えました。


海原を見に行こうと思ったからです。





ところが、


私の渇望の湧いた時に

重なるように


海辺の合宿という話しが

身の回りで出たんです。



事の成り行きは


所属していた

とあるグループで


突然湧いた話しに

心が動いたことで始まりました。





二泊三日の行程で

見ず知らずの人たちと

一緒に暮らす旅に


はじめは、


若い年齢層が集まる

合宿なのかなと思い、


ただ、遠くから

見守っていただけでした。


ところが、


あと、1 人〜 2 人募集となった時に


年齢層や職業は皆

バラバラということが判明し


スタミナのない私でも

参加できそうだなと感触を持って


応募したのです。




家族とは別個に

旅に出る計画は


家事をほっぽっといて

平日の金曜日に旅立つこともあり


はじめ、


なかなか

言い出せませんでした。


それでも、


ぎりぎりになってから告知して

荷物をまとめ始めると


通勤ラッシュにかからない

時間帯のアドバイスが出て



当日は、


朝の 5 時前に

目覚めたのをいいことに


5 時半に家を出ました。



なるほど、


早朝出立だと

ラッシュ時の困りごとは皆無で


最後まで楽に座って

行くことができました。





専念していた読書に飽きると


そろそろ、

車窓から海が見え始め


気持ちが波立ちました。



朝の 5 時半に家を出て

現地には 9 時に到着しました。


海辺の観光地でもあるので

朝からお土産屋さんが

開いていたのですが


何しろ海が見たかったので


重たいトランクを引きずりながら

延々と坂を下って行きました。












かなり強い陽射しで


朝一番から海岸は

多くの人で賑わっていました。


夏休みということもあり

子どもたちの水泳教室が開かれ


滑り台などの施設が設けられ

遠くから母親が日傘をさして

子どもを見守る姿もありました。


楽しい音楽が爆音で波ぎわを流れ

子どもたちのキャーキャーという

賑わいがあふれていました。



しばらく、

遠目で眺めていたのですが


何しろ、地形的に

待ち合わせの駅まで向かうには

ひどい上り坂で


重たいトランクを引きずりながら


この暑さの中を

登っていくことを考えれば


そうおちおちとしていられず

ゆっくり駅まで向かうことにしました。


急激な上り坂を登り切り

駅に辿り着くまでに


頭からシャワーを浴びたような

汗だくな状態になりましたが


駅中の涼しいベンチで

少し休憩すると落ち着きました。




ようやく顔合わせの時刻となり

総勢 10 名ほどが


観光地の賑わいの中を

トランクや荷物を持って

昼食を取りに大移動しました。



当日が花火大会があるとのことで

普段より賑わいを見せていたため


なかなか思うように

大人数が入れるお店がありません。


辿り着けたのは

美味しい海鮮料理のお店で

3 つの班に分かれて昼食となりました。


私は大好きなサーモン

マグロ丼にしました。





サーモンマグロ丼




水がきれいなのか

わさびの産地らしく


取れたてのお刺身が引き立ちます。


コリコリっとした歯触りの昆布と

つみれのシンプルな吸い物は味わい深く


普段いただかない塩辛なども

思い切って口にすると

とても美味しかった。


海の幸を堪能した昼食会でした。


相席になった方には

地元で活動しているK君がいて

お得な生情報を教えてくれました。


例えば、


勤め先で出している

サババーガーがすごく美味しいとのこと。


それで、翌日のランチに

人数分をオーダーすることに。


あとは、ゴミの分別法など。


宿泊施設では自炊するため

ゴミも分別して出す必要がありました。


お陰で最終日は

難なく片付けられました。








さて、


昼食後は夕ご飯を自炊するため

新鮮な海辺の魚を買いましょうとなり


大きな網の上でさばかれた魚から

みんなで好きなものを選びました。





取れたての鮮魚







その後、タクシーで

宿泊施設まで相乗りしました。


その夜は花火を見ながら

バーベキューをする予定で


野菜やお肉、魚の支度

火を起こす支度など

各自役割を担って夕ご飯の準備です。







実際は、


木立の中の施設だったので

花火の打ち上がる爆音だけで

夜空の様子は見られなかったのですが


それぞれが思い思いに語る言葉に

耳を傾けているだけで


私は十分楽しめました。






朝は、


かなかな..


ひぐらしの声で目覚めました。


身支度して早朝の散歩に出かけると

小鳥たちが音楽を奏でていました。








特記することは


毎朝、


みんなで輪になって

瞑想したことです。


10 分から 30 分ほど

呼吸を意識して


自分の体内へ光を吸い込み


はじめは体内に

黒く宿った悪いものを

ゆっくり吐き出し


次に、


周囲を輝かせる事を意識して

自分の中に取り込んだ光を

ゆっくり長く吐いていくというもの。



人間の脳は目覚めているか

起きているかのどちらかで


活動しっぱなしでは

心身のバランスを取りにくくなるから


日常に瞑想を取り入れて

意識的に頭を空っぽにすることが


余計な雑念に振り回されず

シンプルな生き方に整えられるとか。


やり方を教わったので、


私も普段の暮らしに

取り入れてみようと思います。



私はどちらかというと

普段は言葉のない世界に住んでいて


雑念に振り回されることが

割合少ない方だと思っています。


夜は頭の上や体の脇から

ザーッと宇宙の波がやってきて


私自身を大きく包んでくれるので


波長を合わせることで

心が整いやすいのですが


白昼に行う

呼吸に意識しながらの瞑想も


日々の流れに

乗せてみようかと思いました。





また、今回の旅では


私が住む日本という国以外のお話しが

生で聞けたことも良かったです。


ヒマラヤから眺める星々の体験は


毎晩、宇宙の波に体を預ける私にも

きっと素敵な体験になるにちがいない


そう思わせてくれました。









この旅で最も大切にしたことは


いつもの生活リズムを

崩さないようにしたことでした。


更年期にひどく体調を損ねた結果


今でもちょっとしたことで

急に具合が悪くなることがあります。


低血糖状態で貧血状態になるんです。


頭を上げず、横になっていれば

次第に良くなっていくんです。





それに、山の家にいくと


ひどい頭痛で何もできないことが

よくあります。


周囲が家族であれば

休んでいれば良いのですが


今回は見ず知らずの人たちが

旅の仲間だったので


スタミナがなく

夜は早く休むことを

自己紹介に盛り込みました。


主催サイトや皆さんから

優しい配慮をいただき


夜は早めに

休むことができました。



朝は、


いつも通り夜明けの時間に

ひぐらしの鳴き声に助けられ

目覚めることができました。


目覚めと同時に


善良な腸内細菌育成のための

口腔内洗浄(歯磨き)をし


食事も大勢の方々と楽しく

三食ともに美味しくいただけ


毎日、便通も滞りなく


胃腸の調子を整えることで


難なく三日間を

過ごすことができました。





ご一緒した仲間には

夜のお酒を思い存分

楽しまれたにもかかわらず


朝から具合が悪く


気の毒に帰る時刻まで

伏せっていた方もいました。




その場の雰囲気や流れに

身を任せることは

時には必要なことです。


人より早く休むことは

それだけ交流する時間を

削ることでもあります。


私は参加する意味や

目的を把握しながらも


時に、


自分の体調が

コントロールできない

体質であることを知っていました。



なので、


多少のリスクを払ってでも


心とカラダを整えて

準備することに専念しました。



大事な活動に参加する上で


それがとても大切なことだと

実感できました。






この旅に参加した

もう一つの目的は


自分が好きなことをやって

生計を立てている


主催者たちのエッセンスに

触れることでした。


好きなことから

楽に稼ぐをイメージしがち。


でも、


彼らの実話を

頭の中で反芻するうちに


やはり、


この世知辛い世間を

生き抜くことは


並大抵なことではなく


時に失敗をしたり

痛い思いをしながら


自分なりのセオリーを確立し

実践してきたということです。


最終日に思い切って

質問してみたのですが


うまく核心を突く質問が

できなかったことで


まだまだ不可解な部分が残っており


今後は、


実際に彼らの活動拠点を

訪れてみたいと思いました。



やはり、


学べき人たちはその道の実践者です。






私の咀嚼できなかった

気持ちが伝わったのか


旅の直後に


所属グループで

月に一度開催しているお話し会が

急に開かれました。


そこで、


やりたいことを

カタチにしていくには

方法があることを知りました。


たくさん、ヒントをいただけたので

少しずつ取り入れてみようと思います。









今日は、



見知らぬ人たちと一緒に

非日常を味わった

海辺での旅のお話しでした。


・海と空のこと

・海鮮魚の食事のこと

・瞑想ワークのこと

・心とカラダを整えること

・今後のこと










お日さまと土と風と水を感じながら

植物と共にある暮らしに癒されて


アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。







Comments


bottom of page