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確認できたアロマで蚊除け


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。



今日は、

アロマで蚊除けのお話しです。



空梅雨から続く猛暑日に

庭先に出て朝の水やりの時間に


いつも蚊に刺されます。


外に出た途端


肌にどんどんとぶつかるように

蚊がアタックしてくることもありました。


蚊の群衆が一角に群れているようです。


家の中でさえ刺されるような状態で


夫が、電気のコバエとりを購入して

夕飯時に UV ライトを付けていると


確かに、バチッと音を立てて

紫外線に引き寄せられた小さな羽虫が

電気で殺虫されていました。



そんな予防線もなんのその、


テーブルの下などに隠れた蚊に

刺されることもままあります。





蚊に刺されると


痒くてかきむしって

赤く腫れ上がり


中にはしこりのように

硬くなってしまう場合もありますね。


腕など目立つ部分にできたりして

気になるので


家族が使っている

アロマスプレーをちょっとだけ借りて


首の後ろ、むき出しの腕

手の甲、足の甲、足の裏


髪や顔まわりもスプレーした後に

庭へ水やりに出ます。


体中から香りを放っていると


確かに

蚊に刺されません。









さて、話は変わって



精油は植物から得られる香り成分が

ぎゅっと凝縮されたものです。




地面に根を張る植物は

その場から動くことができない。


そのため


自分の体を守るために



または、

種を繁殖させるために


さまざまな働きを持つ成分を


体内で生み出しています。




その成分のなかに

香りを持つものがあります。


その香りを抽出させて

精油というものを得ることができます。




実際に、


得られる精油には


いろんな成分が

入り混ざっている状態です。


ひとつきりの成分だけではない。




前述した通り、


植物は自分のために

体内で成分を生み出しているのですが


言葉を変えれば、


それらの成分は周囲の環境へ

働きかける物質と言えます。


つまり、なんらかの作用がある訳です。



また、植物の体内で生まれる成分は

ひとつきりだけでなく


いくつもの成分が含まれています。


精油ももちろん、

複合的な成分を含有しています。



つまり、


精油は複合的な作用を持っています。




さまざまな働きの中でも


蚊除けになると考えられる

成分があります。


それは


レモンのような香りを持っており

レモングラスはその代表格です。



そうしたレモンのような香りを使って


久しぶりに蚊除けのための

アロマスプレーを試作してみました。






水ベースの蚊除けスプレー
水ベースの蚊除けスプレー





スプレー型のプロダクトは


用途に応じて、

いろんな作り方があります。



今回は、


素肌に直接スプレーして

蚊除けに使いたいので


水ベースに仕立てました。



肌に直接スプレーするため

香り濃度を低めに設定しています。


その関係で

外に出る直前にスプレーしています。





今回、


自前のアロマスプレーで

あらかじめ蚊除けすると


全く刺されなかったことが

かなりの驚きでした。




蚊除けスプレーって効かないわよね..


それがアロマ業界の裏側で

交わされる通説だったからです。






無数の蚊が肌に

バンバン当たる攻撃に


大変な思いをしながら

水やりしていたのが


スプレー 1 本で

完全にシャットアウトできたんです。


これってすごいことです。


本当にアロマで蚊除けが確認できたんです。







さて、


今回速攻で作った

アロマスプレーを紹介します。






<蚊除けスプレーの作り方>



材料 20ml 分 精油濃度 1%


・20ml のスプレー容器

・無水エタノール 2ml

・精製水 18mlくらい

・精油 ブレンド合計で 0.2ml



精油ブレンド内容


レモングラス、レモンバーベナ

ユーカリレモン、マートル

ベルガモットミント




手持ちの精油を

いろいろ混ぜ合わせました。


ハーブのシトラス調で

軽く爽やかな香り。


それぞれ自前のスポイトで

2 滴ずつ加えました。


精油の種類によって

1 滴の量は異なりますが、


2 滴で大体 0.04ml くらい。


5 種類混ぜたので

精油の濃度は大体 1% になります。







計算して算出される濃度は

大まかな目安でしかありません。


もう少し正しく作りたい場合は


小数点以下 2 ケタまでは出る

計りを使って重量 gで計量しましょう。






ここで、


それぞれの精油の安全性について 

言及してみたいと思います。


最大皮膚使用量


レモングラス 0.7%


レモンバーム 0.9%


ユーカリレモン 知見なし


マートル 1.9%


ベルガモットミント 知見なし


(精油の安全性ガイド ティスランド&ヤング)




今回試作した

アロマで蚊除けに使用した

各精油の濃度は大体 0.2% です。


適宜に使用すれば

問題なしと考えています。




さて、


アロマで蚊除けスプレーの作り方です。




作り方

・スプレー容器に無水エタノールを入れる。


・精油を無水エタノールに加え、よく混ぜ合わせる。


・精油がよく混ざったのを確認したら、水を容器いっぱいに加えて、混ぜる。


・スプレーをセットして必要な時に使用する。







レモングラスとミント類のブレンドも

爽やかな香りで良いと思います。







たった 20 ml だと

すぐになくなってしまうので


翌日に、


アロマで蚊除けスプレーの

補充びんを作りました。





アロマで蚊除けスプレーの補充びん
アロマで蚊除けスプレーの補充びん





写真をご覧になると分かるように


前日に作ったアロマで蚊除けスプレーは


白濁していた水ベースが

だいぶ落ち着いてきました。



写真の奥にあるのが補充びん。


ミルキーに白濁しています。



こちらも、時間をおくと

白濁は落ち着いて


透明度が高くなってきます。













濃度を 1 % にした訳は


お肌が精油に

過敏反応しないよう

濃度を抑えました。


1% 濃度と言っても

実際はかなり香るので


敏感肌の方は 0.5% など

低濃度からアロマプロダクトを

作ることをオススメします。











お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて

ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。

 

お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて

ありのままでいられる暮らし


 

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