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6 月の植物園で その 4


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す

暮らしのサポーターです。



東京薬科大学薬用植物園から


今日は、


3 種類の植物の花が

咲いていたので


ご紹介したいと思います。




まず、はじめに


ローマンカモミールです。









カモミールは

ハーブティーでお馴染みです。


そのカモミールには 2 種類あり


今日ご紹介するローマンと

あと、もう一つはジャーマンです。


同じようで異なるカモミールですが、


今日は、ローマンについて

どんな働きがあるのかを見ていきましょう。



ローマンカモミールはキク科の植物です。


用部は頭状花。

効能は鎮静、発汗、消炎。


成分はセスキテルペンラクトン、フラボン。


用途は茶剤、胃腸薬や皮膚病薬などに配合。


ほふくする性質が強く、

グランドカバーとしても用いられる。


(東京薬科大学薬用植物園から)




葉からもよい香りがし

芝生としても使用される。


踏まれてもよく育つ生命力の強さは

花ことば「逆境に負けない強さ」

にも表れている。


ハーブティーとしては

ジャーマンを使う。


ローマンの方は苦味が強いため

比較的甘い香りの八重咲きを

ハーブティーに使用する。






我が家の小さな庭先に

八重咲きとひとえのローマンが

花咲いています。


下の写真では

八重咲きを摘んできたものです。








ローマンカモミールは

ローマ圏のカモミールを指す。


「カモマイル」がイギリス読み

「カモミール」がアメリカ読み。


(ハーブ学名語源事典 東京堂出版)






暮らしに馴染んでいるカモミールには

いろんな呼び名がありますね。


呼び名は知っていましたが、


国によって呼び名が変わることは

今、調べていて初めて知りました。


日本では加密列(カミツレ)とも言いますね。




精油に関しては


植物の体内にあった

マトリシンという成分が


水蒸気蒸留中に

カマズレンという青い成分に

変化するのですが


ジャーマンに比べて

ローマンのカマズレン含有率は低いんです。


それで、精油は青くないんですね。


(精油の安全性ガイド ティスランド&ヤング著)






個人的な意見ですが、


香りとしては


ジャーマンに比較して


ローマンの方が

優しいりんごの香りのようで

私は好きです。



学名のカマエメロンは

古代ギリシャでは大地のリンゴ

という意味を持っていました。



ハーブティーには鎮静効果があり

睡眠を改善し、不安を緩和します。


(世界薬用植物図鑑 原書房)





また、


ローマンカモミールの写真を

ご覧になると分かるように


黄色い花床と言われる部分が平らです。


ジャーマンだと、


その黄色い花床が盛り上がり

そして、白い花びらが下に向かって垂れてきます。


そんな違いもありますね。







さぁ、次の植物の紹介です。


同じような菊の花の

フィーバーヒューを紹介します。







6 月に撮った花が

だいぶお疲れ気味なので


5 月に撮影した写真を載せました。


カモミールと同じように


フィーバーヒューもキク科の植物です。


用部は全草、葉。

効能は強壮、鎮痛、解熱。


用途は茶剤、粉末を服用。

和名はナツシロギク。


古代ギリシャの医師ディオスコリデスも

熱性炎症に用いたとのこと。


偏頭痛に用いられることが多い。

妊婦は使用してはならない。


(東京薬科大学薬用植物園から)





フィーバーヒューは

発熱と逃走を合わせた意味を持ち


解熱剤として用いられてきた。


学名のパルテニウムは

パルテノン宮殿を表す。


ギリシャの伝記作家によれば

パルテノン神殿建築中に

落下した男の怪我と


それに起因する熱を治したことから

パルテニウムと名付けられた。


妊娠中、抗凝固剤薬とは一緒に使用しない。


(ハーブ学名語源事典 東京堂出版)




タナセタム系のハーブは


虫除けに使われたりもするので

使用に関しては要注意です。


起糸の読みものから

虫除けハーブ の記事をご覧ください。





メディカルハーブの事典 林真一郎編では

下記のようにありました。


適応は偏頭痛、リウマチ、関節炎などの疼痛。


服用法は乾燥葉を 1 日 50 〜 200 mg 服用

チンキ剤として服用する。


禁忌は 2 歳以下の幼児

キク科アレルギーの人、妊婦。




フィーバーヒューのハーブティーは

見かけたことがありますが


お茶にしていただくにしても

いろんな諸注意があります。


日本メディカルハーブ協会の

ホームページにあった こちら

記事も併せてご覧ください。








最後の植物の紹介です。


バレリアンの花を紹介します。







すでに、

ほとんどの花が終わっていたのですが

小さな白い花が咲いていました。



バレリアンのお茶を持っています。


猫が大好きだと言われている

強烈な匂いに辟易される方も

多いのではないでしょうか?


その強烈な匂いはイソ吉草酸です。


中枢神経を抑制し

筋肉の緊張を解くと言われています。


用部は根。

効能は鎮静、精神安定。


成分はイリドイド、セスキテルペノイド。

(バルトレイト)


用途は茶剤、浴湯料。

和名はセイヨウカノコソウ。


(東京薬科大学薬用植物園から)





作用は鎮静、鎮痙。


適応は神経性の就眠障害、神経興奮

消化器系の神経性、けいれん性疼痛。


鎮静剤を服用している方は

鎮静作用を増強する可能性あり。


車の運転、機械の操作の際は

注意力が減少する可能性あり。


(メディカルハーブの事典 林真一郎編)






ハーブの学校に通っている時、


パッションフラワーと一緒に飲むと

ぐっすり眠れるよ


と、クラスメートの女性から

教えていただきました。




あの強烈な匂いが苦手で


マスキングにシナモンを

使っていたのですが


最近は、


ラベンダーと一緒にブレンドすると

かなり匂いを抑えられることが分かり


だいぶ飲みやすくなりました。






今日は、


東京薬科大学薬用植物園から

6 月の花の様子を

3 つの植物で紹介しました。


・ローマンカモミール

・フィーバーヒュー

・バレリアン



ローマンカモミールは

アロマとしての使い方もありましたね。


他はハーブティーとして

一般的に使われているようです。



使用にあたっては

諸注意を掲載しましたので

ご活用くださいね。




6 月シリーズはまだまだ続きます。


次回をお楽しみに!









お日さまと土と風と水を感じながら

植物と共にある暮らしに癒されて


アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。









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