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ローズマリーの植物由来軟膏作り



こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。



今日は


ローズマリーのお話しです。





ローズマリーは強じんな植物で


近所を散歩していると

庭先で生い茂っているお宅を

よく見かけます。


冬でも常緑で


寒さのなかでも

生き生きとしていますね。


そばに近づくと

香りが風に運ばれてきます。


我が家にも

ローズマリーの植木鉢が

いくつもあり


時折、


スパイス(香辛料)として

使っています。





こんな風に、


ローズマリーは、


私たちの暮らしに

溶け込んでいるハーブですね。










実は、


庭先に生い茂るハーブは

料理やガーデニングだけでなく


健やかなスキンケアに


あるいは、


気持ちを引き締めたり

リラックスするために


使うことができます。







先日、


庭先で伸び放題の

ローズマリーをひと枝カットし


数日乾かしてから

植物オイルに漬け込んでみました。









しばらく


植物オイルは透明な色合いでしたが


2 週間を過ぎると


植物の葉に含まれている

クロロフィルが植物オイルに抽出されて


きれいなグリーン色に変化しました。




今朝は、


美しいグリーン色の植物オイルを

シンプルな軟膏に仕立ててみました。


テスト用に少量浸けてみただけなので

仕上がった軟膏も少量です。




びんが空いたので


今度は、市販のローズマリーを

少し多めに浸けこんでみました。


(ローズマリーのハーブティーが市販されています)






ところで、


植物に含まれている緑色の色素

クロロフィルはとても不安定な成分です。


酵素の働きで、


時間と共にクロロフィルの

緑いろが分解され茶色に変色していきます。


なので、


緑いろがだいぶ抜けた色合いの

市販のローズマリーから


美しいグリーン色は期待できません。








庭先から収穫した

ローズマリーを使うと


美しいグリーンの軟膏ができます。


シネオールなどの香りが強く

精油で香りづけするまでもない


清々しい朝の香りがします。





ローズマリーは


植物のなかでも

全身性のトニック(強壮)ハーブであり


血液循環を促進する効果も

顕著に表れます。


(メディカルハーブの事典 林真一郎編)




ローズマリーは

頭部への血行を促すとされ


神経の緊張をほぐし

気分の落ち込み、頭痛に用いられます。


(世界薬用植物図鑑 原書房)



文献を読んでいると


血液循環を促す植物であることから


植物オイルを頭皮にすり込むなど

スカルプケアに使えそうです。








学名にあるロスマリヌスは

海の露(海の精気)を表しています。


海は生命の源。


そのため、


海の精気を含む

生命のしずくとも考えられます。


和名をマンネンロウ(万年郎)といい

永遠の青年と言われています。


若返り強壮力のある植物と

考えられてきました。


(ハーブ学名語源事典 東京堂出版)






ハーブティーからも

ローズマリーの香りは抽出され


庭先から摘んでくる

フレッシュハーブと

市販の茶葉の違いから


バームを比較検討してみました。


右がフレッシュを使ったバームです。


フレッシュとドライの違いが

分かると思います。







ローズマリーバームを

手足に塗ると


清々しい香りが広がり

一瞬で目が覚めるよう。


植物とともにある暮らしから

健やかな元気をもらいます。








免疫力を高めるなど


本来自分が持っている

自然治癒力や回復力を

高められるよう


こまめにセルフケアすることが


心とカラダを整えることにつながり


ひいては、


家族の幸せにつながることを

私は身をもって体験しています。









今日は、


植物の香りに癒される

ヒーリングワークとして


庭先に咲いている

ローズマリーを使った軟膏作りについて


気ままに綴ってみました。











お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。

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