こんにちは
心とカラダを整える
ハーバルセラピストのたかこ
更年期ママが笑顔を取り戻す
暮らしのサポーターです。
東京都薬用植物園の梅雨シリーズです。
今日は青い花をテーマに
4 つのハーブを紹介したいと思います。
まず、その 1 です。
セイヨウニンジンボクという
不思議な名前のハーブを
聞いたことがありますか?
別名をチェストツリーと言います。
東京都薬用植物園の
ネームプレートから
以下、引用します。
セイヨウニンジンボクは
クマツヅラ科の植物です。
晩夏に開花します。
原産地は地中海沿岸〜西アジア。
ヨーロッパで月経異常など
婦人病の民間薬として
果実が利用されてきました。
成分は精油(シネオール)
アルカロイド、フラボノイド
イリドイドほか。
また、
世界薬用植物図鑑 原書房によると
セイヨウニンジンボクの
利用部位は地上部分。
伝統的利用として
月経不順、月経前症候群
更年期障害の治療に
用いられてきました。
現在も月経障害に
用いられています。
同じクマツヅラ科の植物としては
レモンバーベナ
(ベルベーヌ、香水木)がありますね。
やはり、同じような落葉低木です。
付近には、
ニンジンボクのやぶがありました。
ニンジンボクの花は
今が見頃で多くの昆虫が
集まっていました。
辺り一面、良い香りに満ちて
虫たちと一緒に
私も引き寄せられてしまいました。
セイヨウニンジンボクとの違いは
葉っぱの形です。
ニンジンボクには
切れ込みがありますが
セイヨウニンジンボクには
切れ込みがないんです。
そして、
花の季節も 1 ヶ月ほど違います。
セイヨウニンジンボクの
花の季節はこれからですね。
ニンジンボクという名前は
オタネニンジン(ウコギ科)の
葉にやや似ているところから
来ているとのことです。
(東京都薬用植物園サイト)
遠目で見ると
花のついた枝が下に垂れて
とても美しい様でした。
私の背を超えて
大きく茂っており
辺り一面
香りに満ちているので
ニンジンボクの存在は
園内でも圧巻でした。
さて、次に
ラベンダーをご覧ください。
一般にグロッソと言われている
ラベンダーは
ラバンジンとも呼ばれます。
ラベンダーは
古来より民間療法や
ハウスマネジメントなど
暮らしに根付いて
使われてきた歴史が長いんです。
日本の気候では
グロッソが栽培しやく
ラベンダーと言えばグロッソが
一般的です。
園内ではひと区画を
グロッソが群生していて
昆虫たちが忙しく蜜集めしていました。
真冬の時期は
グロッソの葉の色合いが
不思議なシルバーで彩られ
ガッチリと寒さに耐えていました。
夏の葉っぱは旺盛な緑いろで
陽射しをしっかり取り込んでいる様子。
植物たちの理にかなった様子に
驚きを隠せません。
ラベンダーは
「アロマテラピー」という
言葉をこの世に生み出した
きっかけを与えてくれました。
軽いやけどや虫刺され、外傷に
ラベンダーの精油を利用するのは
一般的な民間療法となっています。
(世界薬用植物図鑑 原書房)
私もキッチンで
しょっちゅうやけどするのですが
ラベンダーに助けられています。
最後に、アマを紹介します。
亜麻仁油でお馴染みのアマ。
フラックスとも言います。
亜麻仁の仁はタネのことで
タネを圧搾して亜麻仁油が取れます。
(別名をフラックスシードオイルと言います)
植物そのものは亜麻と言います。
アマはアマ科の植物です。
利用部分は茎の繊維、種子の油。
用途は繊維(リネン、麻布と呼ばれる)
軟膏の原料、絵具、印刷用インキなど。
成分はリノール酸グリセリンエステル等。
原産地は中央アジアと言われる。
枝分かれしない繊維用の品種と
多くの枝を出す種子用品種がある。
(東京都薬用植物園)
青い花は涼やかで美しく
庭に植えたら素敵ですね。
ラベンダーと亜麻仁を使う
アイピローを作ってみました。
アイピローを目元にのせると
心地よい重みと香りに癒されます。
いつも寝入りばなに
目の上に乗せて眠ります。
植物の香りが心地よい眠りを
誘ってくれます。
今日は、
東京都薬用植物園から
梅雨シリーズとして
4 つの青い花を紹介しました。
・セイヨウニンジンボク
・ニンジンボク
・ラベンダー
・アマ
また、
手作りアイピローを紹介しました。
梅雨シリーズはまだまだ続きます。
お楽しみに!
お日さまと土と風と水を感じながら
植物とともにある暮らしに癒されて
ありのままでいられる暮らし
起糸でした。
バイバイ。