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梅雨の植物園で その 1


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す

暮らしのサポーターです。



東京都薬用植物園の

梅雨シリーズはじめます。


今日はセリ科の植物で

繊細なレースのような花模様を

お届けしたいと思います。



漢方薬でお馴染みの

トウキ(当帰)の花が

見頃を迎えていました。




トウキ
Angelica acutiloba



トウキについて

東京都薬用植物園の

ネームプレートから

以下、引用します。


トウキはセリ科の植物です。


薬用部分は根。

原産地は日本。


用途は生理異常、貧血

冷え性などに漢方処方薬に

配合されます。




トウキについて詳しくは


春の植物園で その 5 で述べています。



メディシナルプランツとして

トウキは女性の強い味方ですね。



それが、写真のように


乙女チックにも

レース模様を作っていたんですね。





セリ科の花は皆どれも似たような

細かなディテールのレース模様を作ります。





次に、


ボウフウをご覧ください。




ボウフウ
Saposhnikovia divaricata




まるでかすみ草のようですね。


小さな花は良い香りがするのか

蜜を求めてたくさんの昆虫たちが

群れていました。




ボウフウについて

東京都薬用植物園の

ネームプレートから

以下、引用します。


ボウフウはセリ科の植物です。

薬用部分は根および根茎。


用途は発汗、解熱、鎮痛など

漢方処方薬に配合されます。


原産地は中国東北部〜華北。





ボウフウ(防風)は

風の邪を防ぐという意味を持つ

感冒薬です。


(生薬と漢方薬の事典 日本文芸社)





セリ科の植物には

多くの種類がありますが


メディシナルプランツとして

活用されるものが多いですね。





最後に、


アンミ・マユスの紹介です。





アンミ・マユス
Ammi majus




アンミ・マユスという名前は

学名そのものなんですね。


アンミ・マユスについて

東京都薬用植物園の

ネームプレートから

以下、引用します。


アンミ・マユスはセリ科の植物です。

薬用部分は果実。


用途は白斑の治療薬として

用いられます。


原産地は中部ヨーロッパから

地中海沿岸、西アジア。


別名をドクゼリモドキ、

ホワイトレースフラワー。





ホワイトレースフラワー..



名前そのものの外観ですね。


大ぶりな

フラワーアレンジメントなどにも

利用されるとのことです。



ボウフウと同じように


たくさんの虫が

小さな花に群れていました。


アンミ・マユスは大きな区画に

お花畠に仕立てられていたので

その美しさは圧巻でした。





梅雨の季節ですが

曇天の隙間から明るさがもれ


植物観察にはもってこいの日でした。




昆虫たちは大忙しで

植物の合間を行ったり来たり


その様子を動画にしてみました。









美しいレース模様を

ご堪能いただけましたか?


東京都薬用植物園の

梅雨シリーズは

まだまだ続きます。








お日さまと土と風と水を感じながら

植物と共にある暮らしに癒されて


アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。

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