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初夏の植物園で その 5


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す

暮らしのサポーターです。


雨の東京都薬用植物園から

初夏シリーズをお伝えしています。





先日、


読んだ村上春樹さんの小説


「街とその不確かな壁」や


その後に読み始めた

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」


その物語の合間に

エニシダのことが

書かれていました。





それは、


こんな風に

描写されていました。




「彼らは冷ややかな川の水で蹄を洗い、首をそっと伸ばして赤い木の実をむさぼり、金雀枝の葉を噛む。」


「あるものは大義そうに金雀枝の葉を噛んでいたのをやめ..」




ある街中で

金色の毛をまとった獣たちが

エニシダの葉を噛んでいる


その様子が

まざまざと見えるようでした。




いつものように

植物の観察をしていると


ある一角でエニシダの鉢が

あることに気づきました。


黄色の花芽の脇に

緑いろした若い果実が

なっていたからでした。







東京都薬用植物園サイトから

以下、引用します。


エニシダはマメ科の植物です。

落葉低木です。


小さなエニシダの葉をかむ獣たちは

この豆も食べるのではないでしょうか。


そんな空想を楽しみました。


学名にあるスコパリウスは

細枝、それで作られるほうきの

意味を持ちます。


実際にイギリスでは、


エニシダの細長い枝で

ほうきを作ったり

カゴを編んだりしだそうです。


魔女のほうきとも

考えられていたとか。


黄色い花からは

甘い香りのする精油が

取れるそうです。


(ハーブ学名語源事典 東京堂出版)






空は雨雲におおわれ


小雨がパラパラっと

降ったり止んだりしていました。




コリアンダーの

白いレースのような花が満開でした。







ネームプレートには

コエンドロとありました。


コリアンダーが

パクチーやシャンツァイ(香菜)と

呼ばれていることは知っていますが


コエンドロは

初めて聞く名前でした。


葉やタネはアジア圏で

香辛料に使われていることは

ご存知だと思います。






コリアンダーシードの精油で

よく香水を作ります。


キッチンで嗅ぐ香りとは

また違った美しい金色の香りがします。




<コリアンダーシードの精油>


安全性の要約

危険性:知見なし

禁忌:知見なし


(精油の安全性ガイド ティスランド、ヤング著)




満開の様子から


コリアンダーシードが手に入るのも

もうもうすぐといったところでしょうか。






パラパラ降っていた雨が

次第に強くなってきました。


コリアンダーのレース模様は

やがて重たく垂れていきました。




雨の中を傘を差しながら

しばらく観察を続けていると


硬いつぼみに水が

張っているのに出くわしました。


表面張力で水の膜が

盛り上がっているんです。



キバナノコギリソウのつぼみでした。





ふと見やると、


キバナノコギリソウの長い茎に

白い 2 頭の蝶が重なるようにして

雨粒から身を守るようにしのいでいました。










水を張ったつぼみは硬く

みっちりと水をたたえています。


時折、蝶に雨粒が当たって

びくんと揺れていました。



東京都薬用植物園サイトから

以下、引用します。



キバナノコギリソウはキク科の植物です。


イエローヤロウとも言います。

学名は Achillea filipendulina 。





2 頭の蝶はいつまでも

イエローヤロウの影で

雨をしのいでいました。





<蝶の雨宿り>


動画をご覧ください。








今日は


雨の植物園から

3 つの植物を紹介しました。


・エニシダ

・コリアンダー

・キバナノコギリソウ


キバナノコギリソウの所では

蝶をずっと見守りました。



雨の植物園もなかなか良いものですね。








お日さまと土と風と水を感じながら

植物と共にある暮らしに癒されて


アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。

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