top of page

ローリエの料理


こんにちは


心とカラダを整えるハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す暮らしのサポーターです。





今日は、冬の楽しみ、ストーブクッキングのお話しです。


ローリエという香辛料を使ったお肉料理を紹介します。





更年期は、公私ともに周囲を引っ張っていくけん引役を務め、多忙を極める時期ですね。



仕事帰りに、お惣菜を買ってきて、夕飯の足しにするのは、もちろん、冬は温かく、簡単にできるストーブクッキングもおすすめですよ。



ローリエは料理の香りづけだけでなく、自律神経に働きかけてくれて、活力を上げ、疲労回復に役立ってくれるそうです。








さて、今年も残すところあとわずかとなりましたね。



都内は 11 月までは暖かな過ごしやすい日が続いていましたが、12 月に入った途端、寒気団が上空に迫って、おもむろに冷え込んできました。




押入れの奥から、小さなガスストーブを出しました。


小さくとも万能。


あっという間に、キッチンやリビングの冷えた床や空間を暖めてくれる強い味方です。





ストーブの上にはやかんをのせます。



いつも手の届くところにお湯が沸いている幸せ。



ガスストーブの上で沸いた湯で淹れるお茶は、単に沸かした湯で淹れたお茶よりも、身体の芯まで温かさを届けてくれるパワーがあるよう。





あまりの寒さにストーブを点けて、夕ご飯の支度をするようになると、ストーブの上に、いつの間にか、お鍋がのっかるようになります。




ストーブクッキングの始まりです。



ガスコンロがふたつしかないので、冬の時期はストーブを入れて 3 つになり、とても助かります。



鍋を置いて煮込み料理をするだけでなく、洗ったフライパンをストーブの上で乾かしたりします。



ストーブが 1 つあるだけで、ホントに時間短縮、便利です。






ところで、山の家で収穫した月桂樹の葉っぱ、ローリエを、この秋、びん詰めしました。



ふたが閉まらないほど、上からぎゅぎゅっと押し込んで、やっと閉まったほどの大量のローリエ。










ローリエには、ローレルとかベイリーフとか、別な呼び方もあり、独特な香りのするハーブです。



毎晩、たっぷりの野菜ポタージュを作るたびに、ローリエが消費されていきます。







寒い日のための、カラダを温めてくれる煮込み料理はいろいろありますが、1



10 年くらい前によく作ったお料理がふと脳裏をかすめました。




まだ、娘が小さかった頃で、水泳教室に通っていた思い出です。




真冬でも水泳をして、心身を鍛えていました。



水泳をした後、身体が冷えないように、帰宅したらすぐに熱いお風呂に入ってもらって、



それから、夕ご飯に、熱々の煮込み料理を食べさせていたんですね。





その煮込み料理のひとつを、懐かしく思い出したんです。



それも、ローリエを使った煮込み料理です。









写真は、煮込む前の準備段階です。







懐かしい思い出を再現してみようと食材を揃えました。





<ローリエの料理>



素材 4 人分


・豚ロース ソテー用 4 枚

・塩・こしょう 少々

・片栗粉 適宜

・植物油

・玉ねぎ 1 個

・芽キャベツ 15 個

・マッシュルーム 15 個

・昆布水 100 cc

・白ワイン 100cc

・はちみつ 大さじ 1

・洋風だし 2 個

・ローリエ 7 枚

・フライパン 2つ

・フライパン用のふた 1 つ

・ル・クルーゼ 直径 18cm



作り方


・玉ねぎをスライスする。


・フライパンを温め油を引き、弱火で気長にスライスした玉ねぎを炒める。


・その間に、お肉を水で洗って、水分を拭き、両面に塩・こしょうして、片栗粉をまぶす。


・別なフライパンを温め油を引き、お肉を入れて中火〜強火にして、ふたをする。


・弱火で炒めている玉ねぎが少し茶色くなってきたら、ル・クルーぜの底に敷き詰める。


・芽キャベツをル・クルーぜの壁面に沿って、ぐるりと並べる。


・お肉の片面に焦げ目がついたら、ひっくり返し、ふたをする。


・お肉の両面に焦げ目がついたら、ル・クルーゼの中に立てて並べる。


・お肉を焼いたフライパンに白ワインを加えて、お肉のエキスや焦げ目をはいで、はちみつも入れて煮詰める。


・お肉の前、後ろ、間、上、下にローリエを 1 枚ずつ挟み込む。


・マッシュルームを合間に入れる。


・昆布水*を加える。


・フライパンで煮詰めていた白ワインが半分くらい煮詰まったら、ル・クルーぜに加えふたをする。


・まず、30 分ほどガスコンロでル・クルーゼを煮込む。


・それから、ストーブの上にのせて、全体で 3 時間くらい気長に火を通す。





*昆布水というのは、だし用昆布をひと晩水に浸したもの。ミネラルが豊富です。




お肉を焼く前に水で洗うのは、加工する時に表面に残されている汚れを落とす作業です。



アレルギーを持っている方は、こうした汚れを除去することで、症状が出にくくなるそうです。








小さなガスストーブの上で、ことこと小さな物音を立てる煮込み料理は、鍋のふたの合間から美味しい匂いが家中にもれ広がって、心温まる至福のひとときです。





お料理ができあがるまで、温かなお茶を片手に、物語の続きでも読みましょうか。。








長時間、ストーブクッキングをしたあとは、お肉がほろほろっとこぼれるくらい柔らかくなっています。



芽キャベツなどはとろ〜りとなるくらいです。



スウプもお野菜もお肉も、ローリエの深い香りが染みこんで、深い味わいになりますよ。






滋養たっぷりのローリエの料理を、あなたにもぜひ堪能していただきたいなぁと思います。



準備がちょっと手間がかるかもしれないけれど、お鍋ひとつで、あとはストーブに乗せるだけ。



とっても簡単で、すごく美味しい!



気が向いたら、ぜひ作ってみてくださいね。








過去のローリエのお話は下のボタンからご高覧いただけますと幸いです。













ちょっと長くなっちゃったけど、


最後まで読んでいただきありがとうございました。







アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし

起糸でした。

バイバイ。


bottom of page