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5 月の山の家の様子 その 6

こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。




山の家の初夏シリーズが続いています。



今日は、


山の家のそばを流れる

清らかな流れのふもとに

そびえ立つ樹木や


林間に自生する植物について

お伝えしていきたいと思います。






山にやってくるたび

動物が自分の匂いのありかを確認するように


変化の兆しを捉えようと

清らかな流れまで降りていきます。


ゴールデンウイークに

林の中で見かける不思議な花は

やはり咲いていました。




テンナンショウ
テンナンショウ



そして、


いつもの苔むした幹にはユキノシタも。




この苔むした幹から伸びた朽ち果てた枝は


崖の下に降りるとき、登るときの


大事な手すりのような役割を果たしてくれます。



苔むした幹の向こうに

清らかな流れが見えるでしょう?




ユキノシタ
ユキノシタ




清らかな流れのふもとまでやって来ると

大きな岩盤に立ちました。


岩の上から流れを見ていると

野生のイラクサがひと群れ咲いていました。


いつも、このイラクサに刺されて

赤く腫れ上がり、長い時間痛んで

ひどい目に合うので避けて歩きます。




アカソ
Boehmeria silvestrii 



今回、野生のイラクさについて

少し調べてみました。


ネトルみたいに棘だらけなので

私は野生のイラクサと呼んでいました。


下の写真は我が家のお暗い庭先で

栽培しているネトルです。


ハーブとして使われるネトル。


クセのあるネトルを使った

美味しいハーブティーのブレンドは

下のリンクを参考にしてみて下さいね。






下の写真を見ると

ネトルって本当に棘だらけでしょう?


ハーブとして使う前に

一度ゆでると、この棘がなくなるそうです。




ネトル
Urtica dioica L.




このネトルに似た

清らかな流れのほとりに咲く

野生のイラクサには


アカソという名前があることが

今回、明らかになりました。


少しググってみると

やはりイラクサ科の植物で


赤い麻と書いて赤麻と言うように

昔は繊維を編んだとのことです。


イラクサでくさびかたびらを編む、

昔読んだ中世はヨーロッパの物語を思い出します。



アカソなど小川のほとりの様子を

動画にしてみました。


良かったら、ご覧ください。











さて、


上を見上げるとトチノキの

手のひらのように広がった大きな葉が揺れて


その合間からお日さまが笑っていました。




トチノキ
Aesculus turbinata





透明な若葉の輝きを動画に撮りましたよ。











そもそも、


トチノキに意識がいったのには

ある訳があるんです。



山の家の窓からは

眼前に広がる緑の様子が

よく見えるのですが


これまで見たことのない

花が咲いていることに気づいたんですね。


それも、葉の合間から立ち上がるように

クリーム色の花が咲いているんです。


あの花はなんだろう..


それでネイチャートレイルの時に

その木のそばまでやってきた訳です。




残念ながら、


下からでは花を見ることが

叶いませんでした。




トチノキは栃木県の県木で

児童文学のモチモチの木に

出てくる木とのこと。


さらに詳しくひもといていきます。

手元の資料から下に引用しますね。





日本でもっとも大きい葉を持つ木として

トチノキとホオノキが並べて紹介される。


トチノキのクリそっくりの種子は

太古から貴重な食材だった。


種子をそのまま乾燥させたものは

七葉樹という生薬になる。


米が収穫しにくい全国の山村地域では

貴重なデンプン源だった。


フランス語名はマロニエ。


(和ハーブ図鑑 古谷/平川著)





日本原産のトチノキは

私たちの暮らしに

深く根ざしているようです。













今日は、


山の家のそばを流れる

小川沿いにそびえ立つ樹木や

林間に自生する植物について

動画を中心にお伝えしました。




植物名を挙げておきますね。


・テンナンショウ

・ユキノシタ

・アカソ

・トチノキ










お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。




 

お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて

ありのままでいられる暮らし


 

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